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馬産地ニュース

2018年07月09日 グランシャリオ門別スプリントはカツゲキライデンが逃げ切り勝ち

 7月5日、門別競馬場ではスーパースプリントシリーズ(SSS)トライアル第5弾となる第4回グランシャリオ門別スプリント(H3)【ミッキーアイル賞】が距離1000mで行われた。

 3歳から8歳まで、13頭のスピード自慢が顔を揃えた。

 2.1倍の1番人気は、昨年の優勝馬タイセイバンデット。SSSファイナルラウンドとなる習志野きらっとスプリントを2着、半年の休養明けだがここは譲れない舞台だ。2.9倍の2番人気は、笠松競馬デビューから、門別、南関東、名古屋と渡り歩き勝ち星を積み重ねて来た7歳馬、カツゲキライデン。半弟カツゲキジャパンが北海優駿を勝ったばかりということもあり、兄も負けてはいられない。4.0倍の3番人気はJRA準オープンクラスで活躍していたメイショウアイアン。今季からホッカイドウ競馬に移籍し、初戦を勝利で飾っていた。

 “蝦夷梅雨”と呼ばれるに相応しい長雨の影響で不良馬場の中レースはスタート。熾烈な先行争いを制したのはカツゲキライデン。タイセイバンデットがつづき、牝馬のフィネス、トドイワガーデン、ダモンデらも食らいついて行く。直線、粘るカツゲキライデンにタイセイバンデットが襲いかかり、この2頭の一騎打ちかに思われたが、休養明けが響いたか差は開く一方。変わって中団待機していたメイショウアイアンがタイセイバンデットを競り落とし、先頭を行くカツゲキライデンにクビ差迫ったところがゴールだった。勝ち時計は1:00:0(雨・不良)。勝ったカツゲキライデンは重賞2勝目で、ホッカイドウ競馬の重賞は初勝利。2着にメイショウアイアン、3馬身差の3着はタイセイバンデットだった。

 半弟カツゲキジャパンの北海優駿につづき今季重賞2勝目となった桑村真明騎手は「先頭に立つと遊んでしまう馬なので、最後まで一生懸命追うだけで精一杯。大外から馬が来ていたのはわかっていましたが、内外離れていたので勝敗はよくわかりませんでした。最後まで良く粘ってくれましたね」と、笑顔で話した。

 管理する廣森久雄調教師は「馬の状態はいつもより良い感じでしたし、レースに関しては全てジョッキーにお任せしました。南関東で走っていた頃は逃げて直線最後でモタれたりしていたので、大丈夫かなと直線が長く感じましたね。今日は上手くいきました」とホッとした表情を見せた。

 カツゲキライデンは父ノボジャック、母アメリカンハット、母の父ホスピタリテイという血統の7歳牡馬。生産は新ひだか町静内の朝野勝洋牧場で、半弟に今年の北海優駿を制したカツゲキジャパン(父アドマイヤジャパン)がいる。

 2歳の8月に笠松競馬でデビュー勝ちを収め、4歳時は笠松からホッカイドウ競馬、大井競馬を股にかけて12勝、6歳時名古屋競馬の尾張名古屋杯で重賞初勝利を飾った。現在まで移籍をしながら68戦を消化、記念すべき30勝目が重賞勝利となった。