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馬産地ニュース

2018年07月12日 ノーザンホースパークでセレクトセール当歳セッション

 7月9日、10日の2日間、日本競走馬協会が主催する「セレクトセール2018」が、苫小牧市・ノーザンホースパーク特設会場にて開催。前日の1歳セッションに続き、10日は当歳セッションが行われた。

 今年の当歳セッションには231頭が上場され、うち205頭が落札。売却率の88.7%は当歳セッションレコードとなった。落札総額の89億1,810万円(税込、以下同)は、2日間開催となってからの過去最高だった前年(落札総額93億8,790万円)よりも数字を落としたものの、それでも史上2番目の売り上げとなった。また、1頭辺りの平均落札額の4,350万2,926円も、史上2番目の数字となっている。

 今年の当歳セッションにおける最高価格馬となったのは、リアアントニアの2018(牡、父ディープインパクト)の3億1,320万円。ディープインパクト産駒はこの当歳セッションに14頭が上場され、うち13頭が売却。売却総額の14億9,904万円は、この日、売却された種牡馬の最高額となった。

 また、今年の当歳セッションでは最も多い20頭が上場されたドゥラメンテ産駒は、うち、19頭が売却。アイムユアーズの2018(牡)が1億9,440万円で落札されるなど、産駒には活発な取引の声がかかっていた。また、ドゥラメンテと同じく、この当歳世代が初年度産駒となるモーリスの産駒は14頭が上場され、うち13頭が売却。ラスティングソングの2018(牡)が1億8,360万円で落札されるなど、共に初年度産駒からミリオンホースを送り出してみせた。

 前日に行われた1歳セッションとの合計での総売上額は193億6,656万円となり、セレクトセールレコードを更新。また1歳セッション、当歳セッションを合計した売却率の89.7%も過去最高のポイントとなった。

 セール終了後に取材に応じた吉田照哉会長代行は、まず、今年の当歳セッションについて、「昨年の当歳セッションは、高額落札馬の取引もあって驚異的な数字となっただけに、今年はその数字を超えられるかなとも思っていました。それでも、沢山の購買者の方に足を運んでいただけただけでなく、いい馬を幅広く選んでいただけるなど、健全なせりが行われたと思います」と話した。

 また、今年のセレクトセールを振り返る形で、「運営側の視点からしては事故も無く、全てのことが上手くやれていると思いますし、上場馬の見栄えだけでなく、その上場馬を扱うスタッフのハンドリングも含めて、プロの仕事ができているのではないのでしょうか。これから行われるHBAの主催する市場にも、いい影響があると思います」と話した後で、「これからもまた、いい馬を作っていきます」と詰めかけた取材陣を前に笑顔を見せていた。