文字サイズ

文字サイズとは?



HOME > トピックス > 重賞ウイナーINFORMATION > ジューヌエコール


重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(特指) 別定
  • 芝1200M
  • 天候:晴
  • 芝:良

ジューヌエコール

戦歴 7戦4勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 (有)サンデーレーシング
調教師 安田隆行 騎手 北村友一

取材ノート

 芝のレースで次々とレコードタイムが更新されていった、JRA函館開催の開幕週。この週に行われていた唯一の重賞競走である、函館スプリントS(G3)もレコード更新が期待されていたが、優勝したジューヌエコールの記録した勝ち時計は、前日に記録された芝1200Mのレコードを更新したどころか、1分7秒の壁を超える1分6秒8。3歳牝馬ということで50sの斤量での出走と恵まれた感はあったが、それでもジューヌエコール自身のスピード能力の高さを証明した形ともなった。

 「初めての古馬とのレースであり、しかもG1馬も出走していましたが、斤量に恵まれた感もあったので、いいレースをしてくれるのではとの期待もありました」とは、ジューヌエコールの育成を手がけたノーザンファーム空港の東谷智司厩舎長。いいレースとの思いが、ひょっとしたら勝ち負けのレースとなるのではと思えたのは、レースの当該週に牧場へ訪ねてきた、安田翔伍技術調教師(現在は安田隆行厩舎で研修を行っている)との会話だった。

 「安田翔伍調教師は、元々、ノーザンファーム空港で共に働いていた仲間となります。ジューヌエコールの中間の様子に関しても、馬も落ち着いていてかなり状態はいいと話していました」

 その言葉が真実だったことは、パドックを周回するジューヌエコールの姿にも現れていた。馬体重は前走の桜花賞(G1)よりマイナス2sとなっていたが、張りのある馬体は古牡馬の中に入っても遜色なく、気後れなどまるで感じさせないかのように、堂々と周回を重ねていた。

 「牧場スタッフでは無く、ジューヌエコールのファンの一人としてもいい馬だなと思っていました。それでも、あのメンバーを相手に勝ってくれただけでなく、レコードで走ってくれたことには驚かされました」

 しかも、ジューヌエコールにとっては、これが初めてとなるスプリントのレース。スピード能力の高さだけでなく、芝スプリント適性の高さも証明した形となった。

 「レースの後は牧場へと戻ってきましたが、レコードの反動や疲れもありません。この後は8月27日に行われるキーンランドC(G3)への出走を予定しているだけに、いい状態で厩舎の皆さんの元へと送り出したいです」

 キーンランドC(G3)はファンとしてではなく、牧場スタッフとして自分たちのやってきた仕事を確認するレースになりそうです、とも語る東谷厩舎長。昔からの自分をよく知るスタッフの元で充電とパワーアップを遂げたジューヌエコールは、キーンランドC(G3)でスプリント女王に名乗りを上げるようなレースを見せてくれるはずだ。