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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(指定) 定量
  • 芝2200M
  • 天候:曇
  • 芝:稍重

サトノクラウン

戦歴 12戦6勝 | 海外:2戦1勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 里見治
調教師 堀宣行 騎手 M.デムーロ

取材ノート

 敗戦から学ぶこともある。それをサトノクラウンと、管理をする堀宣行調教師は実証し、春のグランプリという大舞台で最高の結果を残してくれた。

 「レース後の報道にもありましたが、前走の大阪杯(G1)では輸送からテンションが上がり、飼い葉の量も減ってしまったことでマイナス体重での出走となってしまいました。この宝塚記念(G1)では金曜日に移動をさせただけでなく、騒音対策のために馬房の場所も変えてもらうなど、前走の敗因を元に、細かな管理を行ってくれた堀先生やスタッフの方のおかげで勝つことができたレースだと思います」とはノーザンファーム空港でサトノクラウンを管理してきた佐々木淳吏厩舎長。宝塚記念(G1)での馬体重は大阪杯(G1)より10s増の488sと回復していただけでなく、パドックでの姿からも状態の良さがうかがえたとも佐々木厩舎長は話す。

 「道中ではキタサンブラックに並びかけるような姿もありましたが、それだけ脚色に余裕もあったのでしょう。4コーナーを回りながら伸びてきた時には行けると思いましたし、その後はあっさりとゴール板まで突き抜けていくという、まさに強いレースでした」

 レースの後、サトノクラウンはノーザンファーム空港に帰ってきている。昨年の夏も北海道で調整をされていたが、その際は疲れが抜けきらずに送り出してしまったとの思いが佐々木厩舎長にはあった。

 「それでも、向こうで堀厩舎のスタッフの方が軌道に乗せてくれましたし、それがサトノクラウンにとって初めてのG1勝利となる、香港ヴァーズ(G1)制覇に繋がったと思います。今回は目立った疲れも見られませんし、これだけの馬を任せてもらっているというプレッシャーこそありますが、いい状態で堀先生や厩舎の方へ送り出したいです」

 この宝塚記念(G1)で、国内では初めてとなるG1制覇を果たしたことに関しては、「血統背景的にもゆくゆくは種牡馬となる馬だと思っていましたし、ここで箔が付いたことは大きいですね」と話す佐々木厩舎長。秋のG1シーズンを万全かつ、更に成長した姿で迎えられたのならば、更なるタイトルの量産も期待できそうだ。