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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(指定) 別定
  • 芝2200M
  • 天候:曇
  • 芝:良

ルージュバック

戦歴 16戦6勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 (有)キャロットファーム
調教師 大竹正博 騎手 北村宏司

取材ノート

 このオールカマー(G2)を含めた4勝の重賞全てを、牡馬を含めた混合戦で勝利したルージュバック。その強さはまさに牡馬勝りと言えそうだが、今回の重賞勝ちに関しては、この夏の調整を任されてきた、ノーザンファーム空港スタッフの果たした役割も大きいと言えそうだ。

 「ヴィクトリアマイル(G1)の後は牧場で調整を行ってきました。こちらで夏を過ごすのは3歳の夏以来となります」とはノーザンファーム空港の窪田淳調教主任。しかし、桜花賞(G1)とオークス(G1)で1番人気を集めた2年前の夏と比べると、ルージュバックからはその時に感じられた覇気が失われていた。

 「重賞を戦ってきた疲れもあったのか、その頃の面影もなく、走りも小さくなった印象がありました。まずは体調を戻すことを優先させて、その後に乗り出しを再開しました」

 窪田調教主任は、いい頃のルージュバックの走りを、「前脚を高くあげて、まさに飛ぶような走りをしていた」と表現する。

 「あの走りがルージュバックの本来の姿だと思っていたので、その走りがイメージできるように戻していきました。時間も限られていたので、決して100%とは言えませんが、いいところまで戻せた印象はありました」

 それでも休み明けというだけでなく、歴戦の牡馬も集まったオールカマー(G2)。窪田調教主任も勝ち負けの競馬ができるという自信は無かったというが、最後の直線でインコースから力強く抜け出して牡馬を一蹴してみせる。

 「あれだけのパフォーマンスを見せてくれたのは驚きましたし、改めて凄い馬だと思いました。この馬の能力を引き出す騎乗をしてくれた北村騎手や、レースまでの調整をしてくださった、大竹先生や厩舎の皆さんにも感謝するだけです」

 次走は悲願のG1制覇を目指すべく、エリザベス女王杯(G1)への出走を予定している。

 「エリザベス女王杯(G1)にはよりいい状態で臨めると思いますし、年齢的にもG1を勝てる数少ないチャンスになると思うので、まずは無事にレースを迎えてもらいたいです」

 エリザベス女王杯(G1)で前脚をよりも高らかに上げた時、ルージュバックはG1馬となっているのかもしれない。