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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系2歳 (国際)牡・牝(指定) 馬齢
  • 芝1600M
  • 天候:晴
  • 芝:良

ダノンプレミアム

戦歴 3戦3勝 生産者 (有)ケイアイファーム 馬主 (株)ダノックス
調教師 中内田充正 騎手 川田将雅

取材ノート

 伝統の2歳王者決定戦「朝日杯フューチュリティステークス(G1)が12月17日に阪神競馬場で行われた。

 前走のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)を圧勝し、2戦2勝のダノンプレミアムが断然の1番人気に応え、先団追走から直線で一気に抜け出して3馬身半差の快勝。猛然と追い込んだ2着のステルヴィオをも上回る3ハロン33秒6の強烈な末脚で、勝ち時計の1分33秒3はレースレコード。後日発表されたJRA2歳レーティングにてグラスワンダーやリオンディーズを上回る、史上最高となる117ポンドを記録したのも思わず頷ける内容だ。

 「ディープインパクト産駒らしい身体能力の高さはもちろんですが、頭が良くて本当に無駄なことをしないですし、物覚えの良さは申し分ないです。人間にもとても従順で扱いやすいタイプで、それが結果的にレースで100%力を出し切れているのだと思います。」そう言って、同馬の強さの秘訣を話すのはダノンプレミアムを生産したケイアイファームの中村智幸ゼネラルマネージャー。当日は阪神競馬場に駆け付けて、記念すべき同馬のG1初勝利の瞬間に立ち会ったという。

 無傷の3連勝でG1タイトルを手にしたダノンプレミアム、レース後は千葉県のケイアイファーム分場で春に備えて充電中だそうだ。「もちろん強敵相手のG1を目一杯に走ったのでそれなりの疲れはあるでしょうが、レース後もガタッとくるところもありませんでした。まだ具体的なローテーションは決まっていないですが、春はクラシックを意識したレース選択になっていくと思います」

 この先は挑戦者を迎え撃つ立場になるダノンプレミアムだが、中村GMは「ホープフルS(G1)がG1に昇格しましたし、今回対戦した相手以外にもまだ見ぬ強敵が次々と出てくると思います。この度は幸いにも勝つことができましたが、もちろんこれがゴールではありません。ここ2戦はマイルのレース選択でしたので、スピード重視の調整をしていましたが、今後クラシックを意識するにはそれに向けた調整方法で臨んでいきたいですし、持ち前の学習能力の高さでひとつひとつ課題をクリアしていって欲しいです。とは言え何よりも一番は怪我やトラブルなく、無事に進んでいって欲しい、これに尽きると思います」と静かに喜びを噛み締めつつ、次なる目標に向けて早くも気持ちを切り替えていた。

 2018年クラシック戦線の主役を担う1頭として名乗りを上げたダノンプレミアム。偉大な父ディープインパクトの背中にこれで一歩近づいたかもしれない。