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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系4歳上 (国際)[指定] ハンデ
  • 芝2000M
  • 天候:晴
  • 芝:良

セダブリランテス

戦歴 5戦4勝 生産者 (有)社台コーポレーション白老ファーム 馬主 有限会社シルク
調教師 手塚貴久 騎手 戸崎圭太

取材ノート

 昨年末から白老ファーム生産馬の勢いが止まらない。

 イスラボニータ(阪神C(G2))、タイムフライヤー(ホープフルS(G1))に続き、中央競馬では今年最初の重賞レースである中山金杯(G3)をセダブリランテスが優勝。変則日程ではあるが、生産馬が3週連続での重賞制覇を果たした。

 「中山金杯(G3)をセダブリランテスが勝ってくれたことで、今年の競馬も楽しくなりそうだなという気がしてきました」とは白老ファームの石垣節雄繁殖主任。白老ファームの生産馬が中山金杯(G3)を勝利したのは、2005年のクラフトワーク以来のこと。この年、白老ファームの生産馬たちは中央で重賞6勝をあげ、タイムフライヤーの叔父でもあるタイムパラドックスは、JBCクラシック(G1)を含めて交流G1レースで3勝をあげる活躍を見せた。

 そのクラフトワークと同様に、今年の中山金杯(G3)では一番人気の評価を集めたセダブリランテス。昨年のラジオNIKKEI賞(G3)で初重賞勝利を果たし、4か月ぶりのレースとなった前走のアルゼンチン共和国杯(G2)では3着。この中山金杯(G3)ではその時よりもプラス8sでの出走となった。

 「敗れたとはいえ、アルゼンチン共和国杯(G2)は勝ったスワーヴリチャードもG1で連対しているほどの馬ですし、中山コースを新馬戦で勝利していることもまた、人気の後押しに繋がったのではないのでしょうか」(石垣繁殖主任)

 一昨年の12月、2歳のメイクデビュー中山でデビューしたセダブリランテスだが、この中山金杯(G3)がまだ5戦目。4歳という年齢的にも十分な成長力を残していながらも、5戦4勝、3着1回というほぼ、完璧な競走成績を残している。

 「レースぶりを見ていても、着実に力を付けているという印象がありました。手塚先生や厩舎の皆さんに大事にレースを使っていただいている一方で、この結果を残しているのは凄いことだと思います」(石垣繁殖主任)

 まさに底知れぬ能力を持ったセダブリランテスであるが、このレースも余力を感じさせるかのように、ゴール前で一伸びを見せ、先に抜け出したウインブライトをクビ差交わしていった。

 「最後の直線では一瞬、出てこられないのではと思いましたが、そこから抜け出してくる辺りは、父ディープブリランテ譲りの力強さなのかもしれません。昨年は2歳馬の活躍も目立ちましたが、古馬となってから更に強くなるのは、白老ファームの生産馬らしいなとも思いますね」(石垣繁殖主任)

 今週の愛知杯(G3)にはシャルールとワンブレスアウェイ、日経新春杯(G2)にもアクションスター、ソールインパクト、ベルーフと生産馬が登録。4週連続での重賞制覇の期待もかかる。

 「出走しなければ重賞を勝つことはできませんし、その意味でも世代や条件を問わず、上のクラスで生産馬たちが活躍してくれていることは、ただただ嬉しいです」(石垣繁殖主任)

 勿論、セダブリランテスには更なる大きな重賞タイトルへの期待がかかる。レース後、陣営からは「芝中距離が合っているとは思いますが、距離が長くなっても大丈夫」とのコメントも聞かれており、今後は大阪杯(G1)、そして天皇賞(春)(G1)といったG1レースを目指していくこととなりそう。この勢いならば春のG1戦線においても、白老ファーム生産馬勝利のニュースが毎週のように届けられるのかもしれない。