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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系4歳上 (国際)(指定) 別定
  • 芝3000M
  • 天候:曇
  • 芝:良

レインボーライン

戦歴 21戦4勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 三田昌宏
調教師 浅見秀一 騎手 岩田康誠

取材ノート

 3歳時のアーリントンC(G3)以来、約2年1か月ぶりとなる重賞制覇。意外だと思われた方も多いのでは無いかと思われるが、それもそのはず、その期間内には菊花賞(G1)で2着、NHKマイルC(G1)と天皇賞(秋)(G1)で3着など、レインボーラインは距離や競馬場を問わず、常に重賞で好走を繰り返してきた。

 「これまでのレースは気の難しさを出したり、展開にも恵まれないなど、能力を出し切れなかったのも事実でした。でも、G1でも確実に脚を使っていましたし、G2となる今回のレースはメンバー的にも、何とかしてくれるのではないかと思っていました」とは育成を手がけたノーザンファーム空港の大木誠司厩舎長。大木厩舎長にもレインボーラインのことでお話を聞くのは、2年1か月ぶりとなったわけだが、その間にも日本ダービー馬となったレイデオロや、安田記念(G1)を制したサトノアラジンなど、世代や期間を問わず重賞ウイナーを送り出してきた。

 その時の取材では「緩さが抜けきらないものの、レースごとに成長を遂げている。マイルで重賞を制しているが、短距離馬という印象は無い」と話しているが、その通りに連対実績は芝のマイルから3000mまでという幅広い適性を持つ競走馬となった。

 基本的には後方からのレース運びをするレインボーラインではあるが、今回は速い流れの中、中団追走から早めにポジションを上げていった。

 「折り合いが付いてくれればの話でしたが、今回も理想としては前目でレースをしてくれたらと思っていました。岩田騎手がその通りに進めてくれましたし、最後の直線では他の馬に迷惑こそかけてしまいましたが、まさに思っていた通りのレースになったと思います」

 距離を問わない万能さ、そして重賞を戦い続けたタフさもあっての、今回の重賞勝利となったが、大木厩舎長もまた、それがレインボーラインの長所だと認める。

 「体質も丈夫になったことが、コンスタントにレースを使えている要因だと思います。また、管理をしてくれている浅見厩舎の皆さんや、ノーザンファームしがらきのスタッフにも感謝するだけです」

 「この勝利で賞金を加算できたことが、今後のローテーションを考えた場合も大きい勝利となりました」と語る大木厩舎長。この後は優先出走権を得た天皇賞(春)(G1)を目標とするが、昨年は12着に敗れたレースとなる。

 「決してコースや距離が不向きだとは思いませんし、流れが向いて、何よりも折り合いさえつけば、いい競馬をしてくれると思います」と期待を寄せる大木厩舎長。これが10度目のG1挑戦となるが、区切りのいい回数で、ついに悲願を果たすことになるのかもしれない。