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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系4歳上 (国際)(指定) 定量
  • 芝1200M
  • 天候:晴
  • 芝:良

ファインニードル

戦歴 24戦8勝 生産者 ダーレー・ジャパン・ファーム(有) 馬主 ゴドルフィン
調教師 高橋義忠 騎手 川田将雅

取材ノート

 電撃の6ハロン戦「高松宮記念(G1)」を制したのはロイヤルブルーの勝負服に身を包んだ川田将雅騎手が手綱を取った2番人気のファインニードルだった。

 同馬は、父アドマイヤムーン、母ニードルクラフトという血統の5歳馬。父は日本の年度代表馬で、ドバイデューティフリー(G1)(現在のドバイターフ(G1))の勝ち馬で、母ニードルクラフトはクロエ賞(仏(G3)、芝1800m)セルジオクマニ賞(伊(G3)、芝1600m)の優勝馬。母系には欧州の重賞活躍馬がズラリという名門ファミリーの出身。2013年に日高町のダーレー・ジャパン・ファームで産声をあげている。

 レースから数日後「北海道の牧場で、スタッフと一緒に応援していました」と話をしてくれたのは同ファームの三宅公彦育成マネージャー。「中期育成」とも言われるこのステージは、前年秋に離乳した1歳馬たちを、秋に育成牧場へ送り出すまでの約1年間を担当している。

 「前走のシルクロードステークス(G3)の勝ち方が危なげなかったですし、ここに来て力をつけていると実感しました。この馬は、最初の頃は同期の中でも小柄な方でしたが、バランスの良い馬、同じ放牧地の中でも注目されるような馬でした。そして、一歩ずつ、階段を登るように力をつけてきた馬。ここはチャンスだと思っていましたので何としても勝って欲しいという思いで応援していました」とレース前の心境を話してくれた。

 そんな三宅さんの思いを乗せた愛馬は、好スタートから流れにのり、最後の直線外目に持ち出されると、一気に伸びて先頭ゴールイン。ゴール前はきわどい勝負になったが、先に抜け出したレッツゴードンキをハナ差交わしてG1タイトルを手中にした。「小柄だったということもあってイヤリング時代は特別に目立つような馬ではなかったですが、成長力のある血統だと思います。育成牧場に送り出す直前になって急に体が出来てきましたから。今はデビューから20キロほど体重も増えてパワーアップしている印象です」と笑顔でレースを振り返り、「牧場としては2010年のNHKマイルC(G1)(勝ち馬ダノンシャンティ)以来のG1勝利となりますが、やはり自分たちの生産馬が、自分たちの勝負服でG1競走に勝ってくれるのは格別です」と話し「ゴドルフィンというレーシングネームでG1競走を勝てたことで、グループに対して貢献できたという思いもあります。今後は、海外に対しても堂々と胸を張れるようにダービー(G1)やオークス(G1)という舞台に馬を送り出したいと思います」と夢を広げている。