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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳 (国際)牝(指定) 馬齢
  • 芝2000M
  • 天候:晴
  • 芝:良

サトノワルキューレ

戦歴 5戦3勝 生産者 (有)下河辺牧場 馬主 (株)サトミホースカンパニー
調教師 角居勝彦 騎手 M.デムーロ

取材ノート

 上位2着までにオークス(G1)の優先出走権が与えられるサンケイスポーツ賞「フローラステークス(G2)」。昨年はここを勝ったモズカッチャンがオークス(G1)で2着。16年の勝ち馬チェッキーノも本番で2着となるなど、クラシックレースに直結するレースとしても注目されている。

 今年は16頭で行われ、日高町の下河辺牧場生産でM.デムーロ騎手騎乗の1番人気サトノワルキューレが最後方から豪快に脚を伸ばして1分59秒5(良)で優勝。デビュー4戦目での嬉しい重賞初勝利となった。優勝タイムは、従来のレースレコードをコンマ2秒塗り替える好時計。昨年、キセキで菊花賞(G1)を制した下河辺牧場にとっては、この勝利で6年連続JRA重賞勝利となった。

 レースを競馬場で見守ったという下河辺行雄社長は「これまでの内容から持久力には自信を持っておりましたが、開催変わりの馬場コンディションということもあって道中はヒヤヒヤしていました」とレースを振り返った。

 前半1000m通過が61秒1とゆったりと流れる中、先頭から10馬身以上離れた後方を進んだサトノワルキューレだったが、最後の直線で外目に持ち出されると、まるで1頭ずつ交わすのを楽しむかのように脚を伸ばして、最後は先頭でゴールへと飛び込んだ。

 「私たちは本当にハラハラしていましたが、ジョッキーと馬は自信満々だったのではないかと思います。オークス(G1)へ向けて優先出走権を得ることができたという意味でも嬉しい1勝です」と笑顔を見せた。

 父はディープインパクト。母はブラジル産で2009年の南アフリカ3歳牝馬チャンピオンのヒアトゥウイン。「ちょうど現役生活を引退したばかりのタイミングでの上場でしたが、南アフリカで2つのG1レースを勝っていることに加えて、北米の芝重賞を制していることも購入の決め手になりました」と2012年、米国ファシグティプトンの繁殖セールで購入されている。

 そして、米国トップサイアーのタピットと配合されて、日本の地を踏んだ。2013年12月のことだ。そして日本で初仔を出産したのちディープインパクトを配合。生まれたのが本馬だ。

 「血統的に期待の大きな馬であったということは言うまでもありませんが、ひと言で言えば、人間が要求することを理解しているかのような賢い馬でした。期待はしていても、なかなかこちらの期待どおりに活躍してくれる馬は少ないのですが、今日のレースは、オークス(G1)本番が楽しみになるような内容でした。無事にレースを迎えて欲しい」と期待に胸を膨らませている。