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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系4歳上 (国際)(指定) 別定
  • ダ1900M
  • 天候:晴
  • 芝:稍重

サンライズソア

戦歴 17戦5勝 生産者 (有)富田牧場 馬主 松岡隆雄
調教師 河内洋 騎手 M.デムーロ

取材ノート

 春の帝王賞(Jpn1)、そして秋のJBCクラシック(Jpn1)を目指す馬たちによる「第25回平安ステークス(G3)」(ダート1900m)が5月19日京都競馬場で行われ、M.デムーロ騎手騎乗の7番人気サンライズソアが積極的な逃げ戦法で後続の追撃を押さえ込んで、今年3月の名古屋大賞典(Jpn3)に続く重賞勝利となった。通算成績は17戦5勝2着3回3着3回(重賞2勝)タイムは1分57秒3(やや重)。

 サンライズソアを生産したのは浦河町の富田牧場。戦前から軽種馬の生産を手がけ、現在代表を務める富田秀一さんの祖父によって開業された。法人化されたのは1958年(昭和33年)10月。早くから中期育成を重要視し、近隣の牧場とともにオロマップ育成牧場を運営し、強い馬づくりに励み、天皇賞馬カミノテシオやダービー2着馬インターグッド、ナイスナイスナイス(重賞2勝)といった活躍馬を出してきた。

 牧場テレビで愛馬を応援していたという富田さんは「前走(ブリリアントS)は出遅れて競馬になりませんでしたので、今回は自分の競馬をして欲しいとは思っていましたが、強いメンバーを相手に、最後まで本当に良く頑張ってくれたと思います。子供(源太郎さん)が2013年秋に開業させた育成部門「富田ステーブル」が手がけた馬という意味でも嬉しいです」と15年ファンタジーS(G3)(キャンディバローズ)以来のJRA重賞制覇に相好を崩している。

 母アメーリアは(株)ジェイエスの繁殖馬セールの取引馬。のちのサンライズソアとなるシンボルクリスエス産駒を受胎した状態で購入した。「スペシャルウィークが好きで、毎年のように種付していました。そのスペシャルウィークの仔で、母は重賞3勝ビハインドザマスク。大きな馬ではなかったですが、腹袋のしっかりした馬でしたので購入を決めました」。同じスペシャルウィーク牝馬から生まれたシンボリクリスエス産駒のエピファネイアが菊花賞(G1)を勝った直後のタイミングでもあり「縁があったのでしょうね」と会心の表情を見せた。

 生まれた仔は「大型馬で、いわゆる良い馬。高い点数を与えられる馬でした」とのこと。富田牧場からオロマップ育成牧場、そして富田ステーブルと大きなアクシデントなく育ち、2歳8月に新潟競馬場からデビュー。芝コースの新馬戦を快勝したもののダート路線で素質を開花させてユニコーンS(G3)3着、ジャパンダートダービー(Jpn1)2着と世代トップクラスの砂巧者ぶりを発揮していた。

 「このあとは一息いれると聞いておりますが、この1勝は今後のローテーションに選択肢を与えるという意味でも大きな勝利だと思っています。ダートの中距離は強豪揃いですが、これからも無事に、そして長く頑張って欲しい」とエールを送っている。