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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(指定) 定量
  • 芝2200M
  • 天候:晴
  • 芝:稍重

ミッキーロケット

戦歴 22戦5勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 野田みづき
調教師 音無秀孝 騎手 和田竜二

取材ノート

 ノーザンファーム早来の厩舎長時代に、ミッキーロケットの育成調教に携わってきた横手裕二調教主任。調教主任となってからは、年に数回、ノーザンファーム天栄やしがらきへ、育成馬の近況を見に行くようになっている。

 ミッキーロケットが宝塚記念(G1)に出走した週にも、ノーザンファームしがらきだけでなく、栗東トレーニングセンターも足を運んでいた横手調教主任。ちょうどミッキーロケットの追い切り日でもあり、その姿を見届けた後には、管理をする音無秀孝調教師の姿もあった。

 「遠巻きに囲み取材を見ていたのですが、自分を見つけた音無先生がこちらに来てくれて、『体調も万全だし、状態は最近の中で一番いい』と話してくれました。その時の取材でも音無先生は『ここでも力は足りるはず』ともコメントしていたのを聞いていました」

 その後、ノーザンファーム早来へと戻り、レースは自宅のTVで観戦していたという横手調教主任。前走の天皇賞(春)(G1)よりマイナス4sでの出走となったが、パドックを周回するミッキーロケットの姿は、栗東で見た時と同様に状態の良さを示していた。

 「2枠4番からの出走や稍重の馬場も、ミッキーロケットに向いているのではと思っていました。そこに和田騎手の好騎乗が加わったからこそ、勝利に繋がったと思います」

 スタートからインコースに進路を取り、徐々にポジションを上げていったミッキーロケットは、最後の直線で一気に先頭へと踊り出る。外から香港から遠征してきたワーザーが強襲を図るも、クビ差凌いで自身は初の、和田騎手にとっては17年ぶりとなるG1制覇を果たした。

 「一昨年の夏に早来で調整を行っていた時には状態も良く、その後も重賞を勝ってくれる(日経新春杯(G2))などの活躍をしてくれたのですが、その後はG1の壁に阻まれたような印象もあっただけに、この勝利はもの凄く嬉しいです。これもいい状態で臨ませてくれた音無先生や厩舎の皆さん、そして、ノーザンファームしがらきのスタッフのおかげだと思います」

 横手調教主任レース後すぐに、数日前に会ったノーザンファームしがらきでミッキーロケットを担当したスタッフの元に祝福の電話をしている。また、先日行ったという祝勝会では、育成時のミッキーロケットに幾度となく騎乗しており、現在、ノーザンファーム空港に在籍するスタッフも宴に呼び寄せた。

 「携わったみんながいてくれたからこそ、この喜びがあると思いますし、ミッキーロケット自身もよく成長してくれたと思います。今後はG1ウイナーとしてレースをしていくことになりますが、また、みんなで喜び合えるような結果を期待したいです」