2025年度 千葉サラブレッドセール サラブレッド ２歳
| 区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 頭数 | 平均価格 | |||||||
| 計 | 計 | 48 | 1,598,410,000円 | 88,000,000円 | 5,060,000円 | 33,300,208円 | 47 | 30,336,595円 |
| 牡 | 30 | 1,148,400,000円 | 88,000,000円 | 6,600,000円 | 38,280,000円 | 23 | 28,695,652円 | |
| 牝 | 18 | 450,010,000円 | 55,000,000円 | 5,060,000円 | 25,000,555円 | 24 | 31,909,166円 | |
| 一般 | 計 | 48 | 1,598,410,000円 | 88,000,000円 | 5,060,000円 | 33,300,208円 | 47 | 30,336,595円 |
| 牡 | 30 | 1,148,400,000円 | 88,000,000円 | 6,600,000円 | 38,280,000円 | 23 | 28,695,652円 | |
| 牝 | 18 | 450,010,000円 | 55,000,000円 | 5,060,000円 | 25,000,555円 | 24 | 31,909,166円 | |
| 主取 | 計 | 1 | - | - | - | - | - | - |
| 牡 | - | - | - | - | - | - | - | |
| 牝 | 1 | - | - | - | - | - | - | |
- ※1平均価格前年比較 売却 2,963,613円 (9.8％) 高
- ※2出場頭数前年比較 2頭増
- ※3売却頭数前年比較 1頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 98.0％ 前年 （100.0％）に対し 2.0％減
- ※5総売上額前年比較 1,598,410,000円 前年 （1,425,820,000円）に対し 172,590,000円（ 12.1％）増（消費税込み）
総売上額は1,598,410,000円、前年比12.1％増で史上最高、価格上位は当日調教余裕組
最高価格は父ナダル(USA)母フクシア 牡駒の88,000,000円、父産駒は2年連続最高価格
千葉サラブレッドセール2歳トレーニングセールは5月26日(月)、新装なった千葉県船橋市の船橋競馬場において千葉県両総馬匹農業協同組合主催で行われた。同セール出身で大阪杯2連覇を成し遂げたベラジオオペラの林田祥来オーナーと、同じく同セール出身で昨年のヴィクトリアマイルを勝ったテンハッピーローズの天白泰司オーナーに対して吉田照哉市場長から記念品が贈られるなど華やいだ雰囲気の中でセールは進行した。
上場頭数は49頭(牡30、牝19)、売却頭数は48頭(牡30、牝18)で、2年連続の完売セールとはならなかったが、総売上額は1,598,410,000円(前年比112.1％)で、平均価格の33, 300, 208円(前年比109.8％)、中間価格の29,700,000円(前年比122.7％)は、いずれも過去最高を記録するストロングマーケットだった。牡の平均価格は38,280,000円(前年比133.4%)、牝の平均価格は25,000,555円(前年比78.3%)だった。購買登録者は前年比30名増の378名。
最高価格馬は昨年のHBAセレクションセールで社台ファームが購入した父ナダル(USA)、母フクシアの牡駒で、公開調教は2F26.8－12.6秒と抑え気味だったが、力強い動きが評価され、88,000,000円で東京都の秋元竜弥氏に購買された。牝の最高価格は父アルアイン、母スクエアゴールドの産駒で、55,000,000円で東京都の青山洋一氏に購買された。公開調教で1F11.1秒の最速タイムをマークした父ゴールドドリーム、母シャンパントパーズの牝駒は、25,300,000円で神奈川県の前田良平氏に購買された。
種牡馬別産駒平均価格をみると、1頭売却のナダル(USA)が88,000,000円で首位。次いでサートゥルナーリアが1頭売却で79,200,000円。モズアスコット(USA)が2頭全頭売却72,050,000円で3位。新種牡馬では1頭売却インディチャンプが44,000,000円でトップ。総じて日高地区供用種牡馬の産駒も高く評価された。
吉田照哉市場長は、「まずは、快くご協力いただいた船橋競馬場の方々に感謝したい。トレーニングセールも回を重ねて当日の時計にこだわらなくなってきたように思う。牧場でしっかりと調教を積んで、自信をもって送り出した馬を購買者の方が評価してくれたと思う。昨年に続き、日高の牧場で生まれた馬が高額で取引されたことも印象的。千葉サラブレッドセールを盛り上げるためにも今年も1歳市場で良い馬を購入したい。」とコメントした。
なお、オンラインビッドによる落札は53,900,000円で落札された父ニューイヤーズデイ(USA)、母レイクキャリーの牝駒含め、昨年と同じく5頭だった。
(注：せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)
