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馬産地ニュース

2020年07月31日 ブリーダーズゴールドJrCはブライトフラッグが勝利

 7月28日、門別競馬場では2歳馬によるH1重賞、netkeiba.com杯第14回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(H1)【ブラックタイド賞】が1700mで行われた。

 栄冠賞(H2)に続きふたつめの2歳重賞、シップレックビーチが出走を取消し、キャリア1〜4戦のフレッシュな11頭が顔を揃えた。

 2.9倍の1番人気に推されたのは、前走ダ1700mのアタックチャレンジ競走を8馬身の差を付け圧勝したヴィクトワールピサ産駒、ブライトフラッグ。2番人気は栄冠賞2着馬、アジアエクスプレス産駒のスティールグレートで3.7倍。栄冠賞をはじめ地方重賞6勝をあげたノットオーソリティの初仔、クロフネ産駒のノットリグレットが4.2倍の3番人気となった。

 スタンド前からの発走、ノットリグレットとデジタルシティが立ち遅れる中、まず飛び出したのは、スティールグレート。しかし、それを制するようにブライトフラッグが押してハナを奪う。次いで4番人気のカジノドライヴ産駒サブルドール、9番人気のエスポワールシチー産駒トウキョウボーイがつづき、スティールグレートはその後方。淡々とレースは流れ、3コーナーを周ってもブライトフラッグ先頭のまま。4コーナーを周り直線の入り口でリコーリュウセイが落馬競走中止、ノットリグレットとトランセンデンスが並んで追い込んで来るが、わずかに届かず、ブライトフラッグが人気に応え逃げ切り勝ちを収めた。勝ち時計は1分51秒0(晴・良)アタマ差の2着にノットリグレット、1/2馬身差の3着にトランセンデンスという結果だった。

 テン乗りながらベテランらしい絶妙な逃げに持ち込み、ブライトフラッグを勝利に導いた鞍上の井上俊彦騎手は「揉まれたことのない馬なので、できれば前でレースがしたいと考えていました。ゲート内でバタバタして出たとこ勝負なところはありましたが、走り出せば折り合いも問題ないし、気合を入れたらピュッと行ってくれて、とても乗りやすい馬でしたよ」と話し、自身が持つホッカイドウ競馬最高齢重賞勝利を55歳3か月14日に更新した。

 管理する角川秀樹調教師はこの勝利が通算1400勝のメモリアルとなった。「内枠だったので、スタートさえ上手に切れれば多少無理をしてでも前に行ってくれとジョッキーにお願いしました。最後追い込んでくる馬の勢いが良かったのでドキドキしましたが、よく凌いでくれました。重賞で1400勝を達成できて嬉しいですね」と声を弾ませた。

 ブライトフラッグは、父ヴィクトワールピサ、母ブライトアバンダンス、その父Quiet Americanという血統の2歳牡馬で、2019年のHBAサマーセールにおいて1,134万円(税込)で購買された市場取引馬。生産した日高町のオリオンファームは、昨年の栄冠賞勝ち馬バブルガムダンサーなどを生産している。