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馬産地ニュース

2021年06月01日 ザファクターの本邦初年度産駒が初勝利

 5月29日、佐賀競馬場において行われた第1競走の2歳戦で、JBBA日本軽種馬協会静内種馬場にて供用されたザファクターの本邦初年度産駒が初勝利を飾った。

 初勝利をプレゼントしたのは牝2歳のシャイネンエンケル。母がチューベローズ、母の父がシンボリクリスエスという芦毛で、祖母は2003年のクイーンC(G3)を制覇しオークス(G1)2着チューニー、半姉は2016年のフラワーC(G3)2着のゲッカコウという血統になる。

 新ひだか町三石豊岡にある斉藤スタッドの生産馬で、2020年の北海道サマーセールにおいて5,500,000円(税込)で売却された市場取引馬として知られる。

 本邦初年度産駒が初勝利を飾ったザファクターは、類まれなスピードを武器に2011年のマリブS(G1)、パットオブライエンS(G1)など重賞5勝をあげた名馬。ダンジグ系成功種牡馬ウォーフロントの後継として2013年よりアメリカで、2014年よりオーストラリアで供用を開始。すでに海外では2019年のビングクロスビーS(G1)を制覇したシストロン、2016年のシャンデリアS(G1)などを制覇したノーテッドアンドクオーテッド、2020年のディナーパーティーS(G2)を制覇したファクターディスなど数多くの活躍馬を送り出している。

 日本では2018年の1シーズンに限り、新ひだか町静内田原のJBBA静内種馬場にてリース供用。166頭に交配され2歳世代は117頭が血統登録されている。2歳戦ではこれまでに3頭が出走。シャイネンエンケルは2回目の出走で初勝利となった。本年のファーストシーズンサイアーは28頭。産駒が勝利をあげたのはコパノリッキーに続き2頭目。

 遊佐繁基場長は「リース供用でしたが期待していた種牡馬でしたので、勝ってくれてうれしかったです。レースを映像で見ていましたが、思い描いていた通りのレース振りで内容も良かったと思います。JRAブリーズアップセールでも高い評価を得ていましたし、育成場での評判も高かったです。今週から始まるJRAの2歳戦でも早くから活躍することを願っています」と話した。