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馬産地ニュース

2021年10月13日 新ひだか町立高静小学校6年生が服部牧場を見学

 10月11日、新ひだか町静内こうせい町にある新ひだか町立高静小学校(鈴木晋作校長)6年生83名が、新ひだか町静内神森にある服部牧場を見学した。

 これは高静小学校が行う総合的な学習の時間の一環。生産牧場施設の見学や仕事内容を調べて、軽種馬産業の課題発見と解決をテーマとしたもので、10月1日の西村牧場への見学に続き2回目。一般社団法人umanowaが協力している。

 服部牧場は1959年創業。新ひだか町静内を代表する名門牧場のひとつで、過去の生産馬には1996年の皐月賞馬イシノサンデー、2016年の皐月賞馬ディーマジェスティ、1992年のCBC賞(G2)優勝馬ユウキトップラン、1994年のセントライト記念(G2)優勝馬ウインドフィールズ、2011年のフィリーズレビュー(G2)優勝馬フレンチカクタス、2018年のレパードS(G3)優勝馬グリムなどがいる。現在は3代目の服部健太郎社長が陣頭指揮を執り、新ひだか町静内神森の本場と新冠町西泊津に分場で強い馬づくりをしている。

 最初に児童は西泊津の分場にいる繁殖牝馬と当歳を見学。離乳前の当歳と対面し首筋や顔を撫でてスキンシップを図った。恐る恐る近づき当歳を触ると「モコモコしてあたたかい」と笑顔に変わった。

 続いて静内神森にある本場へ移動。ここでは1歳馬と対面した。児童は1年で倍以上に大きくなった1歳馬の成長の早さに驚き、当歳と同じようにスキンシップ。「肌がつやつやしていて気持ちよい」と当歳と1歳の肌の違いに驚いた。

 服部社長は「皆さんの学校は町の中にありますが、日高山脈へ向かうにつれて静内には100以上の牧場があります。意外と皆さんの近くに馬はいますので、普段、馬を身近に感じてくれたらうれしいです。ぼくたちは自分の生産馬が、競馬で良い結果、1着を取ってもらいたいと一番に願っています。そのために仕事をしています。競馬で1着になることが一番うれしいです。競馬で速く走って1着になることが馬たちの一番の仕事になります。そのためにどうやってやったら丈夫で速く走れる馬をつくれるか、毎日、毎年、頑張っています。ただ、生き物を相手にしている仕事なので、馬が怪我したり病気になったり、死んでしまったりすることがあります。一番いやなことなので、そういうことがないようにみんなで気を付けながら世話をしています」と生産牧場の仕事をわかりやすく説明。

 児童からは「馬の体温はなぜ人より高くて温かいのですか?」、「お母さん馬は1年に2回、3回と子供を産むことはあるんですか?」、「馬は障がいを持っているんですか?」、「服部牧場の中の馬で活躍したのは何ですか?」、「馬の病気の種類はいっぱいあるのですか?」といった質問が寄せられた。