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馬産地ニュース

2021年10月13日 ノーザンホースパークで引退競走馬杯

 10月9日、苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークにおいて、引退競走馬杯(Retired Racehorse Cup)障害馬術競技が行われた。

 引退競走馬杯はJRA日本中央競馬会の特別振興資金助成事業のひとつ。引退競走馬のセカンドキャリアとして、乗馬・馬術競技はこれまでも活用されてきたが、その競技の中で上位入賞した引退競走馬を表彰等することにより、競走馬の引退後の活躍を紹介すると同時に、乗馬・馬術の魅力を伝え、乗馬人口の増大を図り、さらに引退競走馬の再調教技術の向上と馬に関わる人材を育成することを目的として奨励金等を交付している。

 4回目を迎えた今年は、障害馬場馬術競技を全国で15回、馬場馬術競技を5回開催。それぞれの競技のファイナルが12月19日にJRA東京競馬場で行われる。

 ノーザンホースパークでは10月8日から10日にかけて行われた、北海道地区乗馬倶楽部振興会主催、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会共催、酪農学園大学馬術部協力の第43回全国乗馬倶楽部振興協会北海道地区乗馬大会の2日目の第3競技、RRC障害飛越競技(引退競走馬杯)で実施。競技はJ.E.F.小障害B(90pクラス)、基準表A274-2.1〜2.6(特別二段階走行競技)、11障害12飛越(1段階目6障害7飛越、2段階目5障害)、分速350mで行われた。

 競技には、2018年1月1日以降の出走歴を持つ3歳以上の馬といった出場馬の条件を満たす22頭がエントリー。当日は棄権の2頭を除く20頭が出場し、2段階目の走行タイムと総減点で順位を競った。出場馬には2019年のオールカマー(G2)、小倉大賞典(G3)、2018年の福島記念(G3)などを制覇したスティッフェリオ、2019年のマーチS(G3)などを制覇したサトノティターン、2018年の七夕賞(G3)、2019年の阪神ジャンプS(JG3)などを制覇したメドウラークといった重賞勝ち馬も混じっていた。

 優勝は2段階目の走行タイム29.08秒、総減点0を記録した、安平町の早来エクワインファーム所属、梁川正重選手が騎乗したミシェル31。競走馬時代リーガルクランという名で走った牝4歳の栗毛で、父はハービンジャー、母はスズカリーガルという血統、新ひだか町の水上習孝氏の生産馬になる。

 第2位は昨年ファイナル出場のアンセム18(競走馬時代名アンセム)、第3位は初出場のスティッフェリオ、第4位は前年優勝のオーバーザリミッツ、第5位は酪農学園大学馬術部所属のビヨンドザウインドが入賞。上位2頭が12月19日のファイナルへの切符を射止めた。また優勝には50万円、第2位には20万円、第3位には15万円、第4位には10万円、第5位には5万円の奨励金が、さらに減点0で走行した人馬10頭にはクリアラウンド賞として3万円が交付された。