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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系2歳 (国際)(指定) 馬齢
  • 芝2000M
  • 天候:晴
  • 芝:良

クラージュゲリエ

戦歴 3戦2勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 (有)キャロットファーム
調教師 池江泰寿 騎手 J.モレイラ

取材ノート

 1番人気を背負った前走の札幌2歳S(G3)では、先に抜け出したニシノデイジーを捕らえきれず3着に敗れたものの、このR-NIKKEI杯京都2歳S(G3)ではブレイキングドーンとの競り合いを半馬身差制して、重賞初制覇を飾ったクラージュゲリエ。半兄には京成杯(G3)の勝ち馬であるプロフェット。近親にはエリザベス女王杯を(G1)制したトゥザヴィクトリーを初めとする活躍馬が並ぶ名血が、来年の牡馬クラシック戦線の有力馬に踊り出た。

 育成を手がけたのは、ノーザンファーム空港のB3厩舎。厩舎長を務める細田誠二氏は、春先に出版された2歳馬の取材でも、クラージュゲリエに対して高い評価を送っていた。

 「スラッとした馬体の通りに動きも軽く、前向きさも目立っていました。瞬発力も持ち合わせていましたし、その頃から上のクラスまで行くのではとの期待を持っていました」(細田厩舎長)

 順調に調教も進んだクラージュゲリエは、ゴールデンウィーク明けにノーザンファーム天栄へと移動。その後は池江泰寿厩舎で管理が行われ、7月29日のメイクデビュー札幌を迎える。

 「新馬戦、札幌2歳S(G3)共にレースを見に行きました。新馬戦の勝ち方も良かったですし、レースの後は牧場で管理することにもなったのですが、調教の動きも良く、札幌2歳S(G3)は勝ち負けのレースになると期待していました」(細田厩舎長)

 その悔しさを晴らしたと言えるような今回のレース。追い切りでは口向きの悪さを見せてはいたものの、メイクデビューに続く騎乗となったモレイラ騎手が、上手くエスコートすると、勝負どころでは、瞬発力のある末脚をきっちりと発揮していった。

 「モレイラ騎手も上手に乗ってくれましたし、池江先生や厩舎スタッフの皆さんも、口向きの難しさを考慮しながら、様々な取り組みを図ってくれたのだと思います。人気に応える走りができたことも嬉しかったですし、更に大きなタイトルも目指せる馬だと思っています」(細田厩舎長)

 札幌2歳S(G3)の勝ち馬となったニシノデイジーはその後、東京スポーツ杯2歳S(G3)も優勝。しかしながら、「まだまだ、心身共に成長の余地があると思っています」と細田厩舎長も認めるクラージュゲリエなら、次の直接対決では、その時の借りを返すような強いレースを見せてくれるに違いない。