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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)牝(特指) ハンデ
  • 芝1600M
  • 天候:晴
  • 芝:良

ミスパンテール

戦歴 13戦6勝 生産者 ヴェルサイユファーム(株) 馬主 寺田千代乃
調教師 昆貢 騎手 横山典弘

取材ノート

 12月15日、中山競馬場で行われた「第4回ターコイズステークス(G3)」は、トップハンデを背負った5番人気のミスパンテールが大混戦となった最後の直線で馬群を割り、差し切ってレースレコードを叩き出し連覇を達成、JRA重賞4勝目を挙げた。この古馬牝馬重賞4勝目はリキアイノーザン、トゥザヴィクトリー、アドマイヤグルーヴに並び歴代最多タイとなる。

 本馬は父ダイワメジャー、母エールドクラージュ、母の父シンボリクリスエスという血統。生産は日高町にある三城牧場。近年、元宝塚歌劇団の岩ア美由紀さんが代表となり、ヴェルサイユファームに改称した。これまでに重賞3勝したウインラディウスや、クラシックに駒を進めたイイデサターン、サンデーウェル、シーズグレイス、トーセンシャナオー、ライジングリーズンなどを生産している。

 レース当日、牧場の休憩室でスタッフと共に応援していたというヴェルサイユファーム取締役岩崎崇文さんは「ヴィクトリアマイル(G1)や、エリザベス女王杯(G1)の時に比べたら落ち着いていて入れ込んだ様子もなかったので、もしかしたら勝ってくれるかもしれないと言う思いはありました。ハイペースの中を中団から進んで最後の直線では良い競馬を見せてくれましたね。力強く伸びてゴールした瞬間にはスタッフ一同で「やった!!」と喜び合いました。」と笑顔でレースを振り返ってくれた。

 「当歳時から馬体が良かったので活躍してくれるのでは、と期待を持っていました。母のエールドクラージュが馬に対しては勝気なのでそういう所が産駒に受け継がれているのかも知れません。父モンテロッソのクイックステップ(現2歳の半弟)も勝気な性格でしたし、父ブラックタイド(現1歳馬の半妹)は馬格があるのでこれからの成長に期待が持てます。今年はダイワメジャーを受胎しましたのでこちらも楽しみです。」

 愛馬の成長を支えたのは代表をはじめ崇文さん、スタッフのたゆまぬ努力の賜物だ。「生産牧場として一番こだわっているのは草地、放牧地です。草地の管理を確りとして丈夫な馬体の母馬になってもらい、当歳馬は怪我なく元気で走り回って十分運動できるような、体力作りが出来る放牧地作り。そのために掃除刈りはまめにして、肥料を工夫するなどしています。」ミスパンテールが立つ舞台で、ファンが声援を送ってくれているのを目の当たりにして「応援してくれているのをみると鳥肌が立つほど嬉しい」と素直に思うそうだ。「一番の願いは怪我をしないで長くレースに出てくれたらという事。とにかく無事でいて欲しい。そしてG1に勝つために頑張って来い!と声をかけたいですね。