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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系2歳 (国際)牡・牝(指定) 馬齢
  • 芝1600M
  • 天候:小雨
  • 芝:良

アドマイヤマーズ

戦歴 4戦4勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 近藤利一
調教師 友道康夫 騎手 M.デムーロ

取材ノート

 ノーザンファームスタッフに一年で一度だけ権利がある、競馬場への応援ツアー。ノーザンファーム空港でC1厩舎の高見優也厩舎長は、育成を手がけていたアドマイヤマーズが出走していた朝日杯FS(G1)を応援に行くことを決めた。

 「競馬場へは滅多に行かないのですが、友道厩舎の大江調教助手から『応援に来ませんか?』と声をかけてもらったので、いい機会かなとも思いました」と高見厩舎長は話す。そのアドマイヤマーズだが、牧場での調整から、約1か月後に行われたデイリー杯2歳S(G2)で重賞を初制覇。それを可能したのは友道厩舎と牧場、そして高見厩舎長と大江調教助手の関係の深さとも言える。その大江調教助手が、調教でも騎乗していたアドマイヤマーズ。パドックでその馬体を見た高見厩舎長も管理の良さだけでなく、状態の良さも見て取れた。

 「毛艶の良さ、馬体の張りも申し分無かったですし、雰囲気も良かったですね。レース内容も完璧でした」と高見厩舎長が話す通りに、好スタートから先手を奪ったアドマイヤマーズは、一番人気に支持されたグランアレグリアをマークする位置を追走。最後の直線でグランアレグリアが先頭に踊り出ると、外から馬体を併せに行った。「グランアレグリアも強い馬であり、それは直線での粘りにも現れていましたが、最後はアドマイヤマーズの勝負根性が発揮されたのだと思います」

 口取り式では大江助手と共に列へと並んだ高見厩舎長。そこにはオーナーである近藤利一氏の姿もあった。「近藤オーナーにとっても久しぶりのG1制覇となりましたし、ありがとうと声をかけていただいたときは嬉しかったですね」

 これで2歳シーズンは4戦4勝。まさに完璧なレースを見せてきたアドマイヤマーズであるが、高見厩舎長は今後の更なる成長だけでなく、オンとオフの切り替えもできるので、距離延長も大丈夫だと話す。

 菊花賞(G1)もフィエールマンで勝利しているC1厩舎。G1馬となった2頭だけでなく、育成を手がけた他の馬たちも来年以降の活躍が期待される。「育成馬で2歳G1を勝つのは1つの目標でしたし、それを果たせただけでなく、世代を問わずに活躍馬が出てきていることも嬉しく思います」

 クラシック戦線でも主役を務めそうなアドマイヤマーズ。高見厩舎長もどのレースを応援に行ったらいいのか、悩んでしまうような結果を残してくれるに違いない。