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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系4歳上 (国際) ハンデ
  • 芝1800M
  • 天候:晴
  • 芝:良

スティッフェリオ

戦歴 20戦7勝 生産者 社台ファーム 馬主 (有)社台レースホース
調教師 音無秀孝 騎手 丸山元気

取材ノート

 前走の福島記念(G3)に続いて、3か月ぶりのレースとなった小倉大賞典(G3)も優勝。スティッフェリオがここに来て本格化を迎えた感がある。

 「姉のサプルマインドと同様の柔軟性を持ちつつ、父がステイゴールドに替わったことで癇症の強さは幼少期から目立っていました」と話すのは、生産牧場である社台ファームの井上勇治イヤリング厩舎長。父にディープインパクトを持つ姉のサプルマインドは、2歳時のメイクデビュー新潟を優勝。次の年のクイーンC(G3)でも2番人気の評価を背負うなど、早い時期から能力の高さを評価されていた。

 「スティッフェリオも決して馬体のサイズこそ大きくはありませんでしたが、その割には体全体に占めるお尻の割合が大きく、エンジン出力の高さは見た目にも明らかでした」(井上勇治イヤリング厩舎長)

 その大きな後躯が生み出す、バネの効いた走りを見せていたスティッフェリオであるが、2歳時や3歳時にかけては、勝ちきれないレースが続いていたのも事実だった。それが昨年のJRA北海道シリーズでオープン入りを果たすと、G1馬も出走してきた札幌記念(G2)でも5着に入着。1番人気に指示されたオクトーバーSこそ4着に敗れるも、そこで見せた33秒台の末脚は、レベルの高いレースで培った経験値の高さと、競走馬としての成長を感じさせた。

 「元から持っていたバネの良さに加え、昨年の夏以降は強靭さが増したことで、勝ち切るだけの末脚を身につけた印象もありました」(井上勇治イヤリング厩舎長)

 福島記念(G3)と同じハンデ戦となったこの小倉大賞典(G3)だが、斤量はその時よりも2s増量の57s。それでもスティッフェリオの末脚は鈍ることなく、最後の直線では先に抜け出したタニノフランケルをクビ差制して見せた。

 「この斤量でも勝ってくれたのは、大したものです。また、この馬の持ち味を引き出してくれるのは、丸山騎手の手綱さばきであり、改めて感謝を申し上げたいです。次走は大阪杯(G1)に出走と聞いていますが、今の充実ぶりならG1でも楽しみになってきます」(井上勇治イヤリング厩舎長)

 レース後、その丸山騎手からは、「レースごとに力を付けているような印象を受けます」との言葉も聞かれていたが、その大阪杯(G1)ではオクトーバーSで手綱を取った、田辺裕信騎手が騎乗予定。田辺騎手もその時からの成長を感じ取っているはずであり、強豪ひしめくG1とは言えども侮れない1頭となりそうだ。