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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(特指) 別定
  • 芝3600M
  • 天候:晴
  • 芝:良

モンドインテロ

戦歴 29戦8勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 有限会社シルク
調教師 手塚貴久 騎手 W.ビュイック

取材ノート

 JRAで行われる平地重賞では、最長の芝3600mの条件で行われるステイヤーズS(G2)。年末の中山開催の名物レースにおいて、初の重賞制覇を果たしたモンドインテロ。その勝利を、ノーザンファーム早来の横手裕二調教主任は、スタッフからのメールで知ることになった。

 「ちょうどレースの時間は会議中でした。実はレースの行われた週に、モンドインテロを管理してくださっている手塚先生が来場していて、『今年では一番状態がいい』とも聞いていただけに、着信を見たときにはひょっとしたら…とも思いました」

 7歳、そしてデビューから29戦目での初重賞制覇となったモンドインテロだが、昨年3着だったステイヤーズS(G2)の後は、ノーザンファーム早来で管理が行われてきた。

 「この頃はメルボルンC(G1)も視野に入れて調整をするプランも伝えられていましたが、疲れもありましたし、まずはいい状態に戻すので精一杯でした。札幌ではいい結果こそ残せませんでしたが、レースを使われながら状態が上向きとなっている印象もあっただけに、ノーザンファーム天栄のスタッフや手塚先生やスタッフの皆さんが、いい状態に仕上げてくれたのだと思います」

 このステイヤーズS(G2)で、モンドインテロは6番人気の評価を与えられる。エイシンクリックがハナを奪い、そこに、平地での重賞制覇を狙うオジュウチョウサンが並びかけていく中、モンドインテロは4、5番手を追走していく。まさにスタミナ比べとなった最後の直線。逃げ切りを図るエイシンクリックを残り100mで交わし去ったモンドインテロは、過去、このレースを3連覇しているアルバートの強襲も3/4馬身凌ぎきって、ゴール板を先頭で駆け抜けた。

 「昨年も3着に来ているレースですし、その意味ではチャンスはあると思っていました。ただ、ビュイック騎手が本当に上手く乗ってくれたと思いますし、馬が苦しくなったのを見計らったかのように、ずっと追ってくれたことが勝利に繋がったと思います」

 父譲りと言える切れが遺伝される傾向にあるディープインパクト産駒ながら、横手主任の分析するモンドインテロの長所とは、「切れるというより、いい脚を長く使える走り」にあると分析する。その武器が発揮できる条件こそが、この中山芝3600mであり、そして、いい状態で臨めただけでなく、鞍上も最高の騎乗をしてくれたと、全てが揃ったことが、この重賞勝利に繋がったとも言えよう。

 「レースぶりからしてもこの条件は合っていると思いますし、来年も連覇をするつもりで頑張ってもらいたいですね」と笑顔を見せる横手主任。遅れて来たステイヤーとも言える、モンドインテロの今後の走りにも注目したい。