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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(特指) 定量
  • 芝1400M
  • 天候:曇
  • 芝:良

グランアレグリア

戦歴 6戦4勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 (有)サンデーレーシング
調教師 藤沢和雄 騎手 C.ルメール

取材ノート

 古馬とは初めての対戦となったこの阪神C(G2)で、2着に5馬身差をつける圧勝。世代や性別の壁を感じさせないような強さを見せてくれたグランアレグリアだが、育成調教を行ってきたノーザンファーム空港の窪田淳調教主任は、また違った視点でこのレースを見守っていた。

 「前走(NHKマイルC(G1))で人気に応えられるような結果を残せなかっただけに、今回はファンの皆さんの支持を裏切れないと思っていました。強いレースを見せてくれましたし、何よりも勝利と言う結果にホッとしています」

 桜花賞(G1)をレースレコードで制して臨んだNHKマイルC(G1)では一番人気の支持を集めたものの、他馬の進路を妨害したことで、4位入線ながらも5着に降着。その後、出走予定だったスプリンターズS(G1)、マイルCS(G1)も回避し、この阪神C(G2)が約7か月ぶりの実戦となった。

 「中間の調整をしてくれていたノーザンファーム天栄のスタッフからは、具合もいいとの報告がありました。ただ、競馬をしていく中で出てきた前向きさが、折り合いの難しさとして出てきた感もあっただけに、久しぶりのレースで、そのあたりがどうなるのだろうという不安があったのは事実です」

 ただ、窪田調教主任はグランアレグリアの持っていたスピード能力ならば、距離短縮はむしろプラスになるのではと思っていたとも話す。

 レースもまさにグランアレグリアのスピード能力が、遺憾なく発揮された形となった。スタートしてからの2ハロン目で10秒5、それ以降は11秒台のラップを計時していったハイペースのレースにおいて、グランアレグリアは中団のインコースを追走。最後の直線で一気に抜け出したが、その脚色は鞍上のC.ルメール騎手をして、「ゴーカートみたいだった」と言わしめた程だった。しかも勝ち時計の1分19秒4は、コースレコードに0秒1差の好時計ともなった。

 「この条件で時計も通用できたのは楽しみも広がってきますし、今後はスプリント重賞での活躍も視野に入ってくると思います」と話す窪田調教主任。今年のグランアレグリアにとって、更なる飛躍を後押ししてくれそうなのが、JRA賞最優秀3歳牝馬の受賞と言える。今年、快足牝馬としての道が開けつつあるグランアレグリアに与えられる賞とは、最優秀短距離馬となるのかもしれない。