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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系4歳上 (国際)(特指) ハンデ
  • 芝1800M
  • 天候:晴
  • 芝:良

カデナ

戦歴 22戦4勝 生産者 (有)グランド牧場 馬主 前田幸治
調教師 中竹和也 騎手 鮫島克駿

取材ノート

 第1回小倉競馬を彩るハンデ戦「第54回小倉大賞典(G3)」が2月23日、小倉競馬場で行われ、新ひだか町のグランド牧場生産でセレクトセール取引馬カデナが最後の直線で鋭く追い込み優勝。生産者グランド牧場にとっては昨年の小倉サマージャンプ(JG3)(優勝馬メイショウダッサイ)以来のJRA重賞勝利で、カデナにとっては2017年弥生賞(G2)以来の嬉しい先頭ゴールイン。通算成績を22戦4勝とした。鞍上の鮫島克駿騎手はJRA重賞初勝利。中竹調教師にとっては昨年の函館2歳S(G3)(優勝馬ビアンフェ)以来の重賞勝利で通算21勝目。父ディープインパクトにとってはJRA通算223勝目の重賞タイトルとなった。

 グランド牧場は1927年創業。生産、中期育成、そして後期育成を兼ね添えた総合牧場で、その90年という長い歴史の中でスズカマンボ(天皇賞(春)(G1))やサンビスタ(チャンピオンズC(G1))ラブミーチャン(NAR年度代表馬)などを送り出してきた。

 この日、京都競馬場のメインレース「大和S」でも生産馬が勝利したグランド牧場の伊藤佳幸代表は「テレビの画面を通してになりますが、寒い時期にも関わらずパドックでは毛ツヤも良く、調子は良さそうに見えました。中竹先生はじめ厩舎スタッフの方々がしっかりと仕上げてくれたと思います」と、まず感謝の言葉を述べ「昨年夏の小倉記念(G3)でも良い競馬をしてくれた(2着)ように、コース相性も良いのかもしれませんが、鮫島騎手も上手に導いてくれたと思います」と感想を述べた。

 牧場時代のカデナについては「ディープインパクト産駒らしい仔だった」と表現してくれた。筋骨隆々で目立つというよりも、ディープインパクト産駒らしく、放牧地ではシャープで動きで軽く、バネの利いた走りをしていたそうだ。また「物覚えも良く、素直で真面目な馬。牧場の期待馬であることはもちろんですが、この性格だったら初めて経験する市場の雰囲気にも飲まれないだろうということも含めて、セレクトセールへの上場を決めました」とのこと。

 

 素晴らしい育成施設を持つオーナーに買っていただき、馬を強くしてもらったことに感謝申し上げます。これまでも惜しい競馬は何度もありましたが、なかなか結果を出すことができずに悔しい思いを重ねてきた馬です。久しぶりの勝利になりましたが、年号が変わって初めて令和天皇の誕生日に行われたレースで、前田オーナーの誕生日を祝うことができて、生産者として本当に嬉しく思います。この勝利をきっかけに、もっと上を目指してほしい」と願っている。