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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)牝(特指) 別定
  • 芝1800M
  • 天候:晴
  • 芝:良

レッドアネモス

戦歴 13戦4勝 生産者 社台ファーム 馬主 (株)東京ホースレーシング
調教師 友道康夫 騎手 吉田隼人

取材ノート

 函館記念(G3)のアドマイヤジャスタに続き、このクイーンS(G3)でも人気薄のレッドアネモスを勝利へと導いた吉田隼人騎手。夏は北海道を主戦としている吉田騎手にとっては、これが札幌競馬場での初重賞勝利ともなった。

 3歳時には白百合Sを勝利しているレッドアネモスであるが、前走のマーメイドS(G3)では8着と、近走は不振を囲っていたのも事実。インコースからタイミング良く抜け出した吉田騎手の好騎乗だけでなく、いいコンディションでこのレースに臨ませた陣営の力も相成っての勝利とも言える。

 「出走を予定していた中京記念(G3)を除外となり、ここに矛先を向けました。山元トレセンから札幌競馬場に入厩させることになったのですが、入厩日だけは友道調教師に決めていただいた一方で、移動経路などは全てこちらに任せてくださいました」と教えてくれたのは、社台ファームの東礼治郎場長。当初の予定が変わっても調整に狂いを生じさせなかった、山元トレーニングセンターのスタッフ、そして友道調教師や厩舎スタッフの管理能力の高さには、恐れ入るといったところだろう。

 「今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、函館競馬場で調教できないというイレギュラーな状況に全く動じることなく、柔軟に対応してくださった厩舎陣営の懐の深さも今回の勝利の要因のひとつかもしれません」(東場長)

 このレースの2着馬のビーチサンバも友道厩舎の管理馬。東場長曰く、懐が深いだけでなく、限定された環境に適応してみせた管理のなせる業が、ワンツーフィニッシュという結果にも表れた。

 「改めて万全の出来に仕上げてくれた友道調教師や厩舎の皆さん、勝負所を見逃さずエスコートしてくれた吉田隼人騎手にも感謝申し上げたいです」と話す東場長。レース後、レッドアネモスは社台ファームに移動しての調整が行われている。馬体重もレースの時よりも20kg以上増えて、490kgとなっているように、心身ともにまさに充実期に入った感もある。

 気になる次走は福島記念(G3)を予定。まさに充実の秋を証明してくれそうな、その走りにも期待したくなる。