文字サイズ

文字サイズとは?



HOME > トピックス > 重賞ウイナーINFORMATION > ダノンスマッシュ


重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(指定) 別定
  • 芝1200M
  • 天候:晴
  • 芝:良

ダノンスマッシュ

戦歴 20戦9勝 | 海外:1戦0勝 生産者 (有)ケイアイファーム 馬主 (株)ダノックス
調教師 安田隆行 騎手 三浦皇成

取材ノート

 サマースプリントシリーズの最終戦であると同時に、秋に中山競馬場で行われるスプリンターズS(G1)への優先出走権を賭けた「第34回産経賞セントウルS(G2)」が9月13日、中京競馬場芝1200mコースで行われ、三浦皇成騎手騎乗の1番人気ダノンスマッシュが早め先頭に立ちそのまま他馬に1度も並ばせることなく優勝。6つめの重賞タイトルに輝いた。

 ダノンスマッシュの生まれ故郷は、新ひだか町のケイアイファーム。1987年創業と比較的新しい牧場ではあるが、生産から育成、休養までを兼ねる総合牧場で、年度代表馬ロードカナロアや最優秀2歳牡馬ダノンプレミアム、ダノンバラードなど多くの活躍馬を送り出してきた。

 ダノンスマッシュにとって悲願ともいえるG1タイトルへと向かううえで、中村智幸マネージャーは「安田記念(G1)のあとは、牧場に戻してリフレッシュさせていました。この馬自身5歳秋を迎えて完成形に近づいていると思いますし、ケガとか故障があったわけではないので、調整に苦労したということはありませんでした。春シーズンの疲れを癒し、そして秋にむけて良い状態で送り出すことがテーマでしたから、そういう意味では良い夏休みを送ることができたと思っています」と、レースを終えてほっとしたような表情で話してくれた。

 レースについては「今までも休み明けで結果を出してくれる馬ですし、とくに心配していませんでした。ただ、昨年はキーンランドC(G3)からスプリンターズS(G1)というローテーションでしたが、今回は中2周となるセントウルS(G2)をステップレースに選びましたので、消耗の少ないレースであってほしいなと思っていました」。外枠16番からダッシュ良く飛び出して、好位を追走。最後は楽に抜け出して、力の差を見せつけるようなレース内容には満足そうだ。

 香港遠征後、スタートで後手を踏んでしまうケースもあったが、近走ではそれも解消され、この勝利で胸を張ってG1競走の舞台へと足を運ぶことになる。昨年は春の高松宮記念(G1)、秋のスプリンターズS(G1)ともに1番人気に支持されながらも4着、3着とあと一歩で涙を飲んだ。そればかりか、いつの間にかG1挑戦も8度目となった。

 「ロードカナロアのときも、G1競走というのは楽に勝てるものではないと思っていましたし、その思いは変わりません。でも、この馬ではとくにそれを思い知らされています。勝ってフロックと言われないだけの能力はあると思いますので、何とか悔いのないような競馬をして欲しいと思います」とエールを送っている。