文字サイズ

文字サイズとは?




重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳 (国際)牝(指定) 馬齢
  • 芝2000M
  • 天候:晴
  • 芝:良

リアアメリア

戦歴 7戦3勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 有限会社シルク
調教師 中内田充正 騎手 川田将雅

取材ノート

 デビュー戦、続くアルテミスS(G3)と連勝。阪神JF(G1)でも1番人気を背負ったリアアメリアが、そのアルテミスS(G3)以来、約11か月ぶりとなる勝利をこのローズS(G2)で飾った。

 「新馬戦、アルテミスS(G3)の勝ち方を見たときは、阪神JF(G1)、そしてクラシックとどんなレースを見せてくれるのだろうかと期待も膨らみました」と話すのは、ノーザンファーム空港の窪田淳調教主任。ただ、その後、勝利から遠ざかった姿を見たときには、悔しさと共に、早熟馬だったのではとも考えたという。

 だが、その思いは、今年の夏にノーザンファームしがらきで管理されていた、リアアメリアの姿を見た時に払拭された。

 「馬体も育成時よりも一回り以上大きくなっていましたし、何よりも伝わってくる雰囲気が、やる気に漲っていました」

 ここで終わる馬では無いとの確信を抱いた窪田調教主任は、その後、管理をする中内田調教師と話をした際に、前でレースをさせたいとの意向を聞いたという。

 「後方からいい脚を使ってくる馬ではありましたが、それでいながらエンジンのかかりはそれほど速くはありませんでした。これまでのレースを見ていても、動かしながらギアを上げていくような走りがあっているのではと思っていただけに、その通りの走りをこのローズS(G2)で見せてくれたと思います」

 1枠1番からのスタートとなったこのローズS(G2)で、外枠から逃げを打ったエレナアヴァンティについていく形で、リアアメリアは2番手を追走。前半1000mが1分0秒9というスローペースになったことも味方につけ、直線で早めに先頭に立つと、後続勢の追い込みを問題とせずにゴール板を駆け抜けた。

 「直線を向いた時にはこれでいけると思いました。ここまで仕上げてくれた中内田先生や、素晴らしい騎乗を見せてくれた川田騎手に感謝するだけです、心身共に成長を示せたと思いますし、それだけに本番に向けても楽しみしかないですね」

 本番と話すのは勿論、秋華賞(G1)。ここにはデビュー以来無敗の三冠制覇を目指すデアリングタクトも出走してくる。

 「同世代のNo.1ホースだと思いますし、どこまでやれるのだろうかとも思っていますが、今日のようなレースができたのならば面白いと思っています」と期待を込める窪田調教主任。2歳時は同世代でNo.1の評価を得ていた天才少女が、先行という新たな武器を手にして、最後の一冠へと挑んでいく。