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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(指定) 定量
  • 芝1200M
  • 天候:曇
  • 芝:良

グランアレグリア

戦歴 9戦6勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 (有)サンデーレーシング
調教師 藤沢和雄 騎手 C.ルメール

取材ノート

 数年後、思い出に残るスプリンターズS(G1)は? とのアンケートを採ったとするならば、上位に出てくるであろうレースとなった。

 今年で54回目となるスプリンターズS(G1)。勝利したのは1番人気の支持を集めたグランアレグリアだった。しかしながら、そのレース内容が衝撃であり、後方2番手からレースを進めて行くと、直線だけで前を行く14頭全てを差し切ってみせた。この勝利はディープインパクト産駒にとって、初めてのスプリントG1制覇ともなっている。

 「ただただ、驚きしかありません。道中の位置取りを見たときには負けを覚悟しました」とはノーザンファーム空港の窪田淳調教主任。安田記念(G1)以来のレースとなったスプリンターズS(G1)だが、窪田調教主任はノーザンファーム天栄で調整されていた8月に、グランアレグリアの元を訪れていた。

 「今回は安田記念(G1)よりプラス12kgでの出走となりましたが、自分が馬を見に行った時点でも、かなりしっかりとしていました。これも競走馬として身体が完成してきたこともあるのでしょう」

 レース前日となる3日、グランアレグリアは美浦の坂路で54秒台という、かなり速い時計での追い切りを行っている。陣営の様々な意図もあったかと思うが、心身共に強くなければ、これだけの時計を出すことも、そして、レースであれほどのパフォーマンスを発揮することはできなかったはずだ。

 「これまで様々な競走馬の育成に携わってきましたが、ここまでのスピードと、レースセンスを備えた馬は見たことがありません。現時点においては、芝のマイル以下で敵無しの馬となったとも言えるのではないのでしょうか」

 次走はそのマイル戦で行われるマイルCS(G1)を予定。同一年度のマイルG1制覇、そして、芝短距離G1 3勝目の期待もかかる。

 「これも藤沢先生や厩舎の皆さんや、そして、ノーザンファーム空港スタッフのおかげだと思います。ここまでの馬ですし、次走に向けての調整も大変かと思いますが、またいい状態でレースに臨ませてくれると思います」

 数年後、最強マイラーのアンケートを採ったとき、グランアレグリアの名前が上がってくるようなレースを、マイルCS(G1)でも見せてもらおう。