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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳 (国際)牝(特指) 別定
  • 芝1600M
  • 天候:曇
  • 芝:良

ファインルージュ

戦歴 3戦2勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 六井元一
調教師 木村哲也 騎手 C.ルメール

取材ノート

 このフェアリーS(G3)までに7頭の重賞勝ち馬を送り出してきたキズナであるが、ノーザンファームの生産馬ではファインルージュが最初となる。

 「キズナの産駒を手がけるのはファインルージュが初めてとなりますが、騎乗育成を行ってからの変化にも現れていたように成長力に秀でており、調教を進めても心身共にへこたれない強さを持っていると思いました」とはノーザンファーム早来の山根健太郎厩舎長。山根厩舎長は早来で育成されていた、他のキズナ産駒の調教過程を見てきたり、時には管理をする厩舎長にも話を聞いてきたというが、総じて印象が良かったという。

 「その中でもファインルージュは、動きがしっかりしていると思いました。それが乗り運動を重ねていく内に柔らかさも出てくるようになりました」

 順調に調教も行われていったファインルージュは、2歳の6月に入厩。イヤリングから来た頃は440kg代だった馬体は、牡馬のように立派になっていたとのことで、それはメイクデビュー新潟における482kgの馬体重にも証明されている。

 そのレースでは敗れたものの、続く2歳未勝利戦を勝利。充分な間隔を取って臨んだフェアリーS(G3)では、ゴール前の急坂も意に介さないかのように突き抜けていく。この勝利で山根厩舎はメイケイエール(小倉2歳S(G3)、ファンタジーS(G3))に続き、育成馬では2頭目、重賞では3勝目を育成を任せられた最初の世代から送り出すことになった。

 「共に働くスタッフが頑張ってくれた証だと思いますし、自分も含めて更に自信を深められた重賞勝利となりました。ノーザンファーム天栄、そして木村先生や厩舎の皆さんも、丁寧に管理してくださった結果だと思いますし、みんなで喜べる勝利ともなりました」

 もう一つ、山根厩舎長が嬉しかったのは、オーナーの六井元一氏にとっても、これが初めての重賞勝利となったことだった。

 「中央では初めて所有された馬だとも聞いていますし、喜んでいられたと聞いた時にはとても嬉しかったです」とも話す山根厩舎長。現時点での完成度は勿論のこと、そこに更なる成長力も上積みされていくファインルージュは、関係者により多くの喜びと笑顔を届けてくれるに違いない。