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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(特指) ハンデ
  • 芝2000M
  • 天候:晴
  • 芝:良

トーセンスーリヤ

戦歴 35戦6勝 生産者 (有)エスティファーム 馬主 島川隆哉
調教師 小野次郎 騎手 横山和生

取材ノート

 フェブラリーS(G1)優勝カフェファラオの参戦が話題となった「第57回函館記念(G3)」。勝ったのは、横山和生騎手騎乗の2番人気トーセンスーリヤだった。昨年の新潟大賞典(G3)に続く重賞勝利で通算成績を34戦6勝(重賞2勝)としている。

 ト−センスーリヤの生まれ故郷は、日高町の(有)エスティファーム。2006年創業と比較的新しい牧場で、生産から育成まで行う総合牧場だ。その歴史の中で本馬ほかブレイブスマッシュ(15年サウジアラビアRC(重賞)、ほかマニカトS(豪G1)、フュチュリティS(豪G1))やトーセンベニザクラ(12年フェアリーS(G3))ハイランドピーク(18年エルムS(G3))などの活躍馬を送り出している。JRA重賞勝利は昨年の新潟大賞典(G3)以来で、通算5勝目となった。

 生産馬の晴れ舞台ではあるが、残念ながら新型コロナウイルスの関係で函館競馬場は入場規制中。牧場のテレビに向かって声援を送っていたという同ファーム日高分場長を務める中谷久幸さんに話を伺った。

 「昨年の札幌記念(G2)のあと、蹄を痛めて長い休養となってしまいました。前々走の福島民報杯は、不良馬場で行われたために持ち味を生かすことができませんでしたが、それを除けば休み明けを使われながら調子は上がっているように見えましたし、下級条件時代とはいえ函館競馬場は連対を外していない相性の良い競馬場。連覇がかかっていた前走の新潟大賞典(G3)も、惜しい競馬でしたから、今回のレースを楽しみにしていました」と、レースの発走時間を待っていたそうだ。

 その前走内容が評価されて、当日は2番人気に。前でやりあう2頭を見ながら、好位を手応えよく進んだ愛馬は、早めに抜け出し、激しい2着争いをする後続を尻目に楽々ゴールイン。ハンデキャッパーも頭を抱える3馬身差の楽勝劇となった。

 「どんな競馬をしてくれるのかと思っていましたが、強い内容だったと思います。4コーナーを回る時には、勝利を確信しました」と笑顔を広げる中谷さん。ゴールした後はスタッフとともに喜びを分かち合ったという。

 「南関東からデビューして、JRAで初勝利をあげるまでに時間を要したこともあって年齢の割には消耗が少ない馬だと思っています。牧場時代は、けがや病気などはなく、順調すぎて記憶に残らないような馬でした。性格的にも穏やかで従順。まだ伸びしろがありそうなので、このあともケガなどないように頑張ってほしいと思います。」とさらなる活躍を期待している。