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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(指定) 別定
  • ダ1700M
  • 天候:曇
  • 芝:良

スワーヴアラミス

戦歴 26戦8勝 生産者 (有)社台コーポレーション白老ファーム 馬主 (株)NICKS
調教師 須貝尚介 騎手 松田大作

取材ノート

 今年のエルムS(G3)で2020年のマーチS(G3)以来となる重賞2勝目をあげたスワーヴアラミス。2016年のセレクトセール1歳セッションでは、7,560万円(税込み)で落札という高い評価を受けていた。

 セールまでの管理を行ってきた白老ファームYearlingの堀内巧厩舎長は、「自分の厩舎に来た頃は線が細くて、脚長の馬といった印象がありました。動かしてみると歩様も大きく、緩さもあったので、芝向きの馬ではないかと思うようになりました」

 その後、セレクトセールへの上場が決まったスワーヴアラミスは、牧場での下見、そしてセール会場と、幾度となく展示が行われたにも関わらず「全く疲れた様子を見せなかった」と、堀内厩舎長は話す。

 「自分からハミを取って歩いてくれた程の活気がありました。これだけ歩いても平気ならば、かなりのスタミナがあるのではとも思えました。馬体も厩舎に来た頃よりは遥かに良化していましたし、その辺も評価していただけたのではと思います」

 「ただ、ダートでの活躍は想像していませんでした」と堀内厩舎長は笑顔を浮かべる。実は2020年のエルムS(G3)の優勝馬で、2歳時にはホープフルS(G1)も制しているタイムフライヤーも堀内厩舎長の元から巣立った馬となるが、共に厩舎長となってからの一期生だと聞いて驚かされた。

 「スワーヴアラミス、タイムフライヤー共に背中の慣らしといった馴致に関しては、研修に来ていただいた方に一からやり方を教えてもらった世代となります。2頭共に飲み込みも早かったですし、その後の騎乗馴致もスムーズに運んだと聞いていたので、取り組んで良かったと思えました」

 スワーヴアラミス、タイムフライヤー共に、息の長い活躍を続けているが、それも白老ファームYearlingで体力や精神力を養ってきただけでなく、初期馴致がスムーズに運んだことが、その後の息の長い競走生活へと結びついていったのかもしれない。

 今年で6歳、エルムS(G3)が26戦目ながらも、力の衰えを全く感じさせないスワーヴアラミスであるが、前々走の大沼Sでは2着、前走のマリーンSでは1着と調子を上げていっての重賞制覇。4歳時にも札幌で行われたワールドオールスタージョッキーズの第3戦を優勝と、JRA北海道シリーズとの相性の良さを改めて証明した。

 「エルムS(G3)はブリンカー効果もあったのか、集中して走れた印象もありました。松田騎手がずっと馬を追っていてくれたことも、勝利に繋がったと思います。ミカエル・ミシェル騎手の日本での初勝利となったレース(ワールドオールスタージョッキーズ第3戦)も印象深いですし、今後も息長く頑張ってもらいたいです」とエールを送る堀内厩舎長。次走は9月22日に金沢競馬場で行われる白山大賞典(Jpn3)を予定。息の長い活躍どころか、ここにきて本格化を迎えた印象もあるだけに、これからも様々な喜びを堀内厩舎長へ届けてくれるに違いない。