文字サイズ

文字サイズとは?




重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(特指) 定量
  • 芝2000M
  • 天候:曇
  • 芝:良

ソダシ

戦歴 7戦6勝 生産者 ノーザンファーム 馬主 金子真人ホールディングス(株)
調教師 須貝尚介 騎手 吉田隼人

取材ノート

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場者を制限しての開催となった今年の札幌記念(G2)であるが、1,362の座席数に対して、申し込みの数はなんと1万7,514人にも上った。

 それも「スーパーG2」と呼ばれるほどの豪華なメンバーもさることながら、やはり、白毛馬として数々の偉業を成し遂げてきた、ソダシの姿を一目見たいと思ったファンも多かったに違いない。

 この夏、ソダシはデビューまでの管理を行われてきた、ノーザンファーム空港で調整が行われてきた。

 「オークス(G1)の後に牧場へと戻ってきました。多少の馬体減こそあったものの、2週間程マシンといった調整を行ってきたことで、身体の張りも戻ってきました。大概の馬は一度、楽をさせると緩みが出てくるのですが、ソダシに関してはそれが全く見られず、常にいい張りが見て取れました」と話すのはノーザンファーム空港の窪田淳調教主任。その後、入厩に向けての調教も順調そのもので、日に日に動きが良くなっていくような印象も覚えたとも話す。

 「いい状態で競馬場に送り出せたと思います。今回は古馬と初めての対戦となることや、ラヴズオンリーユーといった強いメンバーも揃っていましたが、52sの斤量を生かせるレースができたのならば、勝負になるのではとも思っていました」

 距離が2400mに伸びただけでなく、他の出走馬からも執拗なマークがされていたオークス(G1)こそ8着に敗れているが、2歳時の札幌2歳S(G3)では芝1800mの距離で勝ちきっている。

 「札幌記念(G2)はそこから一ハロン距離が伸びましたが、その時と同じように積極的なレースができれば押し切れると思ってました」と窪田調教主任は話すが、まさに札幌2歳S(G3)を彷彿とさせるように早めに先頭に立ったソダシは、ラヴズオンリーユーの追撃も振り切って優勝。3歳牝馬による札幌記念(G2)勝利は、2014年(ハープスター)以来となる史上3頭目となっただけでなく、クロフネ産駒としても初めての芝2000mでの重賞勝ち馬となった。

 「改めて強い馬だと思いました。このメンバーを相手に、これだけのレースをできたことは、今後の選択肢も広がってきますし、秋競馬がますます楽しみになってきました」と話す窪田調教主任であるが、その楽しみを更に増幅させてくれそうなのが、ソダシと同じ育成厩舎で管理されてきた、アカイトリノムスメの存在である。オークス(G1)では差の無い2着に来ている能力の高さや、母アパパネ譲り言える成長力も相成ってくれば、秋華賞(G1)での初戴冠も充分に考えられる。

 「秋華賞(G1)では2頭でワンツーフィニッシュをしてくれたら最高ですね。2頭共にその後の成長や活躍も楽しみになるだけに、まずは無事にレースを迎えてもらいたいです」と窪田調教主任。秋華賞(G1)では「赤と白」の対決から目が離せない。