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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系3歳上 (国際)(特指) 別定
  • 芝2000M
  • 天候:晴
  • 芝:良

ソーヴァリアント

戦歴 11戦5勝 生産者 社台ファーム 馬主 (有)社台レースホース
調教師 大竹正博 騎手 C.ルメール

取材ノート

 一昨年に続いてチャレンジC(G3)を優勝。ケイサンタ(70年、71年)、キャプテントゥーレ(09年、10年)と並ぶ、史上3頭目の同レース連覇を果たしたソーヴァリアントだが、その偉業は「快挙」よりも「復活」とすべきだろう。

 一昨年の優勝後、中山記念(G2)を目指しての調整中に右第3中足骨の骨折が判明。その後は社台ファーム山元トレーニングセンターで調整が行われてきた。

 「怪我の後であり、慎重に立ち上げながら万全を期して送り出した前走(オールカマー(G2))でしたが、レース中に心房細動を発症。こちらとしては不甲斐ない思いでした」と話すのは社台ファーム山元トレーニングセンターの吾田一也調教主任。そのオールカマー(G2)では先行勢を見る形でレースを進めていくも、第3コーナーを過ぎたあたりから急激に失速。勝ち馬から大きく引き離された13着となる。

 レース後は再び山元トレーニングセンターへと戻ってきたソーヴァリアントであるが、心房細動による影響も見られず、むしろ、一度レースを使われたこともあってか、更に状態を上げていく。

 「チャレンジC(G3)に向けて、息遣いとテンポの良い走りを取り戻していたので、今回は落とせないくらいの強い気持ちをもって大竹厩舎に引き継ぎました」と話す吾田調教主任。レース実績だけでなく、調教での動きも評価される形で、このレースでは単勝1.9倍という圧倒的な一番人気を集める。

 レッドベルオーブがハイペースで逃げ、縦長となったレースをソーヴァリアントは4番手で追走していく。3コーナーから4コーナーにかけて徐々に前との差を縮めていくと、最後の直線では一気に加速を開始して、残り1ハロンでは先頭に躍り出る。後続馬たちが迫りくるもセーフティリードを保ったまま勝利。着差以上と言える強さを見せつけた。

 「最高の結果を得たことに、スタッフ一同で安堵いたしました。今後は昨年予定していた、中山記念(G2)から大阪杯(G1)のローテーションとなりますが、今年の春は堂々と歩んで欲しいです」と期待を寄せる吾田調教主任。管理をする大竹調教師からもレース後には、「僕らよりも牧場の方々が苦労してやってくれましたし、いい状態でバトンを受け取ることができました」と吾田調教主任や牧場スタッフを称える声が聞かれていた。

 レース後には社台ファーム山元トレーニングセンターへと戻り、再調整が行われているが、吾田調教主任が話しているように、目標である大阪杯(G1)に向けて、堂々と主役として歩んでいくような活躍が期待できそうだ。