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重賞ウイナーINFORMATION

  • サラ系4歳上 OP
  • ダ1600M
  • 天候:晴
  • 芝:良

メイショウハリオ

戦歴 21戦8勝 生産者 (有)三嶋牧場 馬主 松本好雄
調教師 岡田稲男 騎手 濱中俊

取材ノート

 5月4日みどりの日に船橋競馬場で行われた第35回かしわ記念(Jpn1)はJRA所属6頭が参戦。船橋のスマイルウィが右前肢に挫跖を発症したため競走除外となったのは残念だが、昨年のNRAグランプリ年度代表馬イグナイター、フェブラリーS(G1)で見せ場を作ったスピーディキックなどを含めた13頭立てで行われ、浦河町杵臼にある三嶋牧場生産で、2番人気のメイショウハリオが優勝した。

 同馬は昨年6月に大井競馬場の帝王賞(Jpn1)で初めてJpn1に優勝。しかし、その後は11月盛岡競馬場で行われたJBCクラシック(Jpn1)で5着、師走の伝統レース東京大賞典(G1)では1番人気に支持されたものの後にドバイワールドカップ(G1)に勝つウシュバテソーロ、ジャパンダートダービー(Jpn1)優勝馬ノットゥルノの後塵を拝する3着と敗れ、本年2月のフェブラリーS(G1)でもスタートで出遅れ3着と敗れていた。

 今回、その雪辱を果たした格好となったメイショウハリオは2017年2月25日に生まれた。生産者の三嶋健一郎氏はこう語る。「生まれたときから馬体のサイズ感も中の上と立派でした。父がパイロなのでダート戦で二つ三つは勝てるかなと実は心の中で期待はしていました。松本好雄オーナーもご覧になってすぐ気に入ってくださいました。育成に入っても順調に調教をこなして、特に大きな問題もなく順調すぎるくらい成長してくれました。しかしダートG1級を二つも勝ってくれるとは思いもしなかったです(笑)」

 三嶋氏はかしわ記念(Jpn1)のレースぶりを振りかえってこう語った。「前走のフェブラリーS(G1)では落馬寸前のスタートで残念な結果でした。ですから今回の優勝はなお一層嬉しい思いです。レースでは最後方からのスタートで、道中はおっつけながら進み、向こう正面から早めにまくっていった時はドキドキしました。直線に向いて、ああ勝てるかなあと思ってはみたものの手に汗を握る勝利でした。今回は1600m。地方競馬ではいつもより少し短めの距離だったのでああいう展開で仕方なかったのかなと思います」

 母系は、祖母のアルペンローズを米国キーンランド社の繁殖セールで購入したことから始まる。その第5仔にあたるのが母メイショウオウヒ。現役時代はJRAからデビューし、3歳未勝利戦2着のち船橋競馬場へ移籍し3勝を記録。繁殖牝馬としては昨年ダイヤモンドS(G3)を優勝したテーオーロイヤルをも輩出した。2歳馬にはドレフォンの牡、1歳馬はブリックスアンドモルタルの牡がいる。三嶋氏は「2歳馬ドレフォンの牡は松本好雄オーナーの所有。まもなく栗東の岡田稲男厩舎に移動します。夏のデビューには時間が少し足りない気がしますが、この馬もダートで走りそうと期待をしています。1歳馬ブリックスアンドモルタルの牡は兄とは異なり、馬体がしなやかで、むしろ芝コース向きのような印象をもっています。二頭とも非常に楽しみな馬です。母メイショウオウヒも走った船橋競馬場のコースで、その産駒メイショウハリオがかしわ記念(Jpn1)に優勝したことには不思議な縁を感じます。6月の帝王賞(Jpn1)も連覇に向けて頑張ってほしいです」と嬉しそうに話してくれた。