2011年度 八戸市場 サラブレッド １歳

• ※1平均価格前年比較 売却 174,027円 (7.0％) 高
• ※1　主取 130,025円 (5.8％) 低
• ※2出場頭数前年比較 11頭減
• ※3売却頭数前年比較 7頭増
• ※4出場馬に対する売却馬百分率 42.2％ 前年 （26.7％）に対し 15.5％増
• ※5総売上額前年比較 72,030,000円 前年 （49,875,000円）に対し 22,155,000円（ 44.4％）増（消費税込み）

　青森県軽種馬生産農業協同組合主催の八戸市場は8月3日(水)，南部町の八戸家畜市場で開催された。
　上場頭数は64頭(牡33,牝31)，売却頭数は27頭(牡16,牝11)。売却率は42.2％で、前年から15.5ポイントプラスと回復、ここ１０年では２番目の売却率だった。総売上額は72,030,000円で，前年比44.4％の増。平均価格は2,667,777円で前年を7.0％上回り、中間価格は200万円台を回復、2,100,000円で前年を29.0％上回った。
　最高価格馬は，8,400,000円で東京都のJRA日本中央競馬会に購買された父ケイムホーム(USA)，母エムケイミラクルの牡駒で、09年の岩手競馬年度代表馬マヨノエンゼルの半弟に当たる。牝の最高価格馬は父マイネルラヴ(USA)，母トリプルタイムの産駒で，新冠町の(有)ビッグレッドファームに5,250,000円で購買された。
　団体購買ではJRA日本中央競馬会が3頭(牡1,牝2)を総額14,700,000円で購買した。種牡馬別産駒平均価格では、初年度産駒がデビュー戦から活躍するJBBA種牡馬ケイムホーム(USA)の8,400,000円がトップ、次いでグラスワンダー(USA)の6,930,000円。
　山内正孝組合長からは「購買者登録数が増え、それが売却率の回復と売上総額の増加につながった。価格面では未だ厳しい状況なので、来年に向けて一層の良質馬の上場に努めたい。」とのコメントがあった。
(注：せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)