2012年度 千葉サラブレッド・セール サラブレッド ２歳

• ※1平均価格前年比較 売却 291,914円 (2.4％) 高
• ※1　主取 1,597,222円 (42.1％) 高
• ※2出場頭数前年比較 8頭増
• ※3売却頭数前年比較 11頭増
• ※4出場馬に対する売却馬百分率 83.9％ 前年 （75.0％）に対し 8.9％増
• ※5総売上額前年比較 589,470,000円 前年 （441,000,000円）に対し 148,470,000円（ 33.7％）増（消費税込み）

　千葉サラブレッド・セール2歳トレーニングセールは5月14日(月)，千葉県船橋市の船橋競馬場において千葉県両総馬匹農業協同組合主催で行われた。
　上場頭数は56頭(牡27，牝29)、売却頭数は47頭(牡20，牝27)で，売却率は83.9％に達した。総売上額は589,470,000円(前年比33.7％増)、平均価格は12,541,914円(前年比2.4％高)、中間価格は10,500,000円(前年比4.7％高)だった。牡の平均価格は15,424,500円(前年比10.1%低)、牝の平均価格は10,406,666(前年比19.0％高)で，牝の売却率が93.1％と高く、牡を上回ったのが特長的だった。
　最高価格馬は、早逝したアグネスタキオンの最後の世代、母ヘヴンリーソング(FR)の牡駒で、大阪府の谷掛龍夫氏に42,000,000円で購買された。牝の最高価格馬は父ゴールドアリュール、母プリティベティの牝駒で神奈川県の藤原正一氏に30,450,000円で購買された。
　吉田照哉組合長は，「上場馬の質も高く、調教の進度も十分なうえに購買登録者も188名と昨年を上回り、せり前から手応えを感じていた。1,000万円から1,500万円の価格帯を中心に、新規の購買登録者をはじめ、多くのバイヤーが競り合いに参加できる充実したせりだった。総売上額のレコードはもちろん、牝馬の売却率が90％を超えるなど満足できる成績だった。生産界としてはこの好調さを1歳市場、当歳市場へとつなげていきたい。」とコメントした。
(注：せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)