2016年度 北海道オータムセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 474 | 1,650,996,000円 | 19,440,000円 | 324,000円 | 3,483,113円 | 432 | 3,418,750円 |
牡 | 207 | 930,636,000円 | 19,440,000円 | 540,000円 | 4,495,826円 | 204 | 4,254,352円 | |
牝 | 267 | 720,360,000円 | 16,740,000円 | 324,000円 | 2,697,977円 | 228 | 2,671,105円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 2 | 11,664,000円 | 7,128,000円 | 4,536,000円 | 5,832,000円 | 2 | 6,102,000円 |
牡 | 1 | 7,128,000円 | 7,128,000円 | 7,128,000円 | 7,128,000円 | 1 | 9,504,000円 | |
牝 | 1 | 4,536,000円 | 4,536,000円 | 4,536,000円 | 4,536,000円 | 1 | 2,700,000円 | |
石川県馬主協会 | 計 | 3 | 8,424,000円 | 3,564,000円 | 2,160,000円 | 2,808,000円 | 6 | 3,348,000円 |
牡 | - | - | - | - | - | 2 | 3,132,000円 | |
牝 | 3 | 8,424,000円 | 3,564,000円 | 2,160,000円 | 2,808,000円 | 4 | 3,456,000円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | 7 | 13,284,000円 | 2,700,000円 | 1,296,000円 | 1,897,714円 | - | - |
牡 | 1 | 2,700,000円 | 2,700,000円 | 2,700,000円 | 2,700,000円 | - | - | |
牝 | 6 | 10,584,000円 | 2,484,000円 | 1,296,000円 | 1,764,000円 | - | - | |
一般 | 計 | 462 | 1,617,624,000円 | 19,440,000円 | 324,000円 | 3,501,350円 | 424 | 3,407,094円 |
牡 | 205 | 920,808,000円 | 19,440,000円 | 540,000円 | 4,491,746円 | 201 | 4,239,402円 | |
牝 | 257 | 696,816,000円 | 16,740,000円 | 324,000円 | 2,711,346円 | 223 | 2,656,896円 | |
主取 | 計 | 186 | - | - | - | - | 224 | - |
牡 | 60 | - | - | - | - | 75 | - | |
牝 | 126 | - | - | - | - | 149 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 64,363円 (1.9%) 高
- ※2出場頭数前年比較 4頭増
- ※3売却頭数前年比較 42頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 71.8% 前年 (65.9%)に対し 5.9%増
- ※5総売上額前年比較 1,650,996,000円 前年 (1,476,900,000円)に対し 174,096,000円( 11.8%)増(消費税込み)
売却率71.8%は3年連続で市場レコード、総売上額の1,650,996,000円も市場レコードで前年比11.8%増の伸び示す
最高価格は父シンボリクリスエス(USA)母カリズマの牡駒で19,440,000円 牝最高はゴールドアリュール産駒の16,740,000円
北海道オータムセールのサラ1歳市場は10月3日(月)〜5日(水)の3日間、新ひだか町の北海道市場において日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は660頭(牡267,牝393)、売却頭数は474頭(牡207,牝267)で、売却率は71.8%(前年比5.9ポイントプラス)でレコードを3年連続更新。総売上額は1,650,996,000円(前年比11. 8%増)で、これも市場レコードとなり、関係者の期待を超える好成績となった。平均価格は3,483,113円で前年比1.9%アップ、中間価格は2,700,000円で前年同数値。特に2日目が上場205頭で161頭売却、売却率78.5%と目を見張る数値となり、全体の売却率を引き上げた。
最高価格馬は父シンボリクリスエス(USA)、母カリズマの牡駒で、愛知県の小川勲氏に19,440,000円で購買された。牝の最高価格馬は父ゴールドアリュール、母カネツプリンセス産駒で千葉県の了徳寺健二氏に16,740,000円で購買された。1,000万円以上で取引きされた馬が20頭で前年比6頭増、競り合いが活況だった今市場を象徴した結果となった。500万円以上での売却頭数が90頭で前年を9頭上回り、好調さを裏付けた。
種牡馬別の平均価格を見ると、せり市場に強いルーラシップが2頭売却で9,828,000円、初産駒世代のロードカナロアが2頭売却で9,018,000円、次いでゴールドアリュールが4頭売却で8,910,000円と続いた。
来日したシンガポール関係者の購買は牡1頭で3,240,0 0 0円、香港の購買者が牡1頭で4,428,00円、韓国の購買者が牝1頭を1,296,000円で購買した。
木村貢組合長から、「今回は売却率が71.8%、総売上額が16億円を超え、2日目には売却率78.5%を記録する想像を超える成績に驚いている状況。サマーセールとオータムセールの色分けが購買者、販売申込者に浸透されてきたと結果と評価できる。購買登録者数も過去最高で735名と前年から67名も増えた。市場改革は一朝一夕でできるものではなく、10年以上にわたり生産地と競馬主催者が一丸となって取り組んだ、レポジトリー設置、アナボリックステロイド検査の実施の他、ブリッジ保険導入や市場取引奨励賞などの市場振興策がようやく結実したという印象である。もう伸びしろが無いのではと懸念する向きもあるが、規模ではなく質を向上させる努力を行い、売上総額100億円を目指していきたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)