2018年度 セレクトセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 210 | 10,434,420,000円 | 270,000,000円 | 6,480,000円 | 49,687,714円 | 216 | 43,172,500円 |
牡 | 124 | 7,520,580,000円 | 270,000,000円 | 6,480,000円 | 60,649,838円 | 123 | 52,968,292円 | |
牝 | 86 | 2,913,840,000円 | 145,800,000円 | 8,640,000円 | 33,881,860円 | 93 | 30,216,774円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 3 | 31,320,000円 | 12,960,000円 | 8,640,000円 | 10,440,000円 | 4 | 9,990,000円 |
牡 | 1 | 9,720,000円 | 9,720,000円 | 9,720,000円 | 9,720,000円 | 2 | 8,100,000円 | |
牝 | 2 | 21,600,000円 | 12,960,000円 | 8,640,000円 | 10,800,000円 | 2 | 11,880,000円 | |
一般 | 計 | 207 | 10,403,100,000円 | 270,000,000円 | 6,480,000円 | 50,256,521円 | 212 | 43,798,584円 |
牡 | 123 | 7,510,860,000円 | 270,000,000円 | 6,480,000円 | 61,063,902円 | 121 | 53,709,917円 | |
牝 | 84 | 2,892,240,000円 | 145,800,000円 | 8,640,000円 | 34,431,428円 | 91 | 30,619,780円 | |
主取 | 計 | 23 | - | - | - | - | 26 | - |
牡 | 12 | - | - | - | - | 14 | - | |
牝 | 11 | - | - | - | - | 12 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 6,515,214円 (15.1%) 高
- ※2出場頭数前年比較 9頭減
- ※3売却頭数前年比較 6頭減
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 90.1% 前年 (89.3%)に対し 0.8%増
- ※5総売上額前年比較 10,434,420,000円 前年 (9,325,260,000円)に対し 1,109,160,000円( 11.9%)増(消費税込み)
総売上額は10,434,420,000円で初の100億円台、8年連続レコードの偉業達成
1億円以上25頭、ディープインパクト産駒一色から多彩な種牡馬産駒の選択へ
セレクトセール1歳は7月9日(月)、苫小牧市のノーザンホースパークにおいて一般社団法人日本競走馬協会主催で行われた。上場頭数は233頭(牡136、牝97)で、売却頭数は210頭(牡124,牝86)、売却率は90.1%。総売上額は昨年から更に11億916万円伸ばして104億3,442万円、100億円を超えて8年連続レコードの偉業を達成した。平均価格も49,687,714円で前年を15.1%上回った。中間価格も33,480,000円で前年を5.1%上回った。
最高価格馬は父ディープインパクト、母キングスローズ( N Z )の牡駒で、大阪府の(株)ダノックスに270,000,000円で購買された。牝の最高価格は父キングカメハメハ、母ワイルドラズベリーの産駒で、東京都の野田みづき氏に145,800,000円で購買された。2億円を超える高馬も前年比2頭増の6頭出現、空前のホット・マーケットだった。
種牡馬別では、1頭売却のAmerican Pharoah(USA)が194,400,000円で首位も、実質はディープインパクトの22頭売却、平均価格119,340,000円でトップ。第3位キングカメハメハ90,720,000円、第4位ハーツクライ90,360,000円と昨年は5,000万円近くあった差を2,800万円台の差に詰めてきたのが今年の特徴だった。新種牡馬ではカレンブラックヒルが2頭全頭売却で39,420,000円(全体13位)、マジェスティックウォリアー(USA)が5頭全頭売却で38,232,000円(全体15位)、ワールドエースが2頭全頭売却で37,260,000円(全体16位)となり、社台SS供用種牡馬以外のワン・ツー・スリーとなった。団体購買では、JRA日本中央競馬会が牡1頭、牝2頭を総額31,320,000円で購買した。価格帯を見ると1億円以上が25頭(前年16頭)と上方へシフトが顕著だった。
市場長代理で吉田勝己ノーザンファーム代表は「せりの開始からヒートアップして、予想を超える結果となり驚いている。突出した価格馬が無かった代わりに、カレンブラックヒルやワールドエースなど未知数の新種牡馬が好成績を残すなど、種牡馬のブランドに関係なく出来の良い産駒は高く評価され、積極的に購買されたと思う。海外から参加の多数の購買者も思うように購買できないほどだった。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)
最高価格馬
- 性別
- 牡
- 上場番号
- 21
- 父馬
- ディープインパクト
- 母馬
- キングスローズ(NZ)
- 売却価格
- 270,000,000円
- 購買者
- (株)ダノックス
- 販売申込者
- (有)ノーザンレーシング