2019年度 北海道トレーニングセール サラブレッド 2歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 162 | 1,148,904,000円 | 36,720,000円 | 1,620,000円 | 7,092,000円 | 151 | 7,747,390円 |
牡 | 101 | 792,396,000円 | 36,720,000円 | 2,592,000円 | 7,845,504円 | 84 | 9,361,285円 | |
牝 | 61 | 356,508,000円 | 14,580,000円 | 1,620,000円 | 5,844,393円 | 67 | 5,724,000円 | |
岩手県馬主会 | 計 | 7 | 44,820,000円 | 8,640,000円 | 5,400,000円 | 6,402,857円 | 8 | 6,993,000円 |
牡 | 4 | 25,920,000円 | 8,640,000円 | 5,400,000円 | 6,480,000円 | 6 | 7,506,000円 | |
牝 | 3 | 18,900,000円 | 8,100,000円 | 5,400,000円 | 6,300,000円 | 2 | 5,454,000円 | |
岐阜県馬主会 | 計 | 5 | 18,900,000円 | 4,320,000円 | 3,240,000円 | 3,780,000円 | 4 | 3,078,000円 |
牡 | 4 | 15,660,000円 | 4,320,000円 | 3,240,000円 | 3,915,000円 | 2 | 3,456,000円 | |
牝 | 1 | 3,240,000円 | 3,240,000円 | 3,240,000円 | 3,240,000円 | 2 | 2,700,000円 | |
一般 | 計 | 150 | 1,085,184,000円 | 36,720,000円 | 1,620,000円 | 7,234,560円 | 139 | 7,925,179円 |
牡 | 93 | 750,816,000円 | 36,720,000円 | 2,592,000円 | 8,073,290円 | 76 | 9,663,157円 | |
牝 | 57 | 334,368,000円 | 14,580,000円 | 1,620,000円 | 5,866,105円 | 63 | 5,828,571円 | |
主取 | 計 | 72 | - | - | - | - | 77 | - |
牡 | 46 | - | - | - | - | 45 | - | |
牝 | 26 | - | - | - | - | 32 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 655,390円 (8.5%) 低
- ※2出場頭数前年比較 6頭増
- ※3売却頭数前年比較 11頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 69.2% 前年 (66.2%)に対し 3.0%増
- ※5総売上額前年比較 1,148,904,000円 前年 (1,169,856,000円)に対し 20,952,000円( 1.8%)減(消費税込み)
総売上額は1,148,904,000円で前年比1.8%の微減
最高価格は2F21.35秒3番時計のリーチザクラウン牡駒の36,720,000円
北海道トレーニングセールは5月21日(火)、日高軽種馬農業協同組合主催で、JRA札幌競馬場において開催された。公開調教は前日の20日(月)に実施された。
上場頭数は234頭(牡147,牝87)、売却頭数は162頭(牡101,牝61)、売却率は69.2%(前年比3.0ポイントプラス)となった。総売上額は1,148,904,000円(前年比1.8%減)で、前年比微減となった。平均価格は7,092,000円で前年を8.5%下回った。中間価格は5,400,000円(前年比10.7%低)。1,000万円以上での取引馬は30頭で前年比1頭減、購買登録者数は612名(前年8名増)とレコードラッシュに沸いた2017年からは落ち着きを取り戻した結果となった。
最高価格馬は公開調教で上がり2F21.35秒(第3位)-1F10.57秒の好時計を出した父リーチザクラウン、母ポーカーアリスの牡駒で、36,7200,000円で安平町のノーザンファームに購買され、このセールの出世頭モーリスを想起させる結果となった。牝の最高価格馬は、2F22.48秒-1F10.47秒(6位タイ)の走りを見せた父シニスターミニスター(USA)、母スリーキセキの産駒で、14,580,000円で静岡県の竹下浩一氏に購買された。
2F最速の21.28秒-1F10.34(第2位)でともにハロン10秒台の高速タイムを叩き出した父ローズキングダム、母マリノアンチークの牡駒は東京都の㈱PDホーススタッドに10,800,000円で購買さ
れた。公開調教は直線強い追い風行われたため、ラスト1F10秒台を計時したのは121頭(前年24頭)とこれまでと異なる状況となった。種牡馬別平均価格では最高価格馬を出したリーチザクラウンが36,720,000円で首位、次いでトランセンドが16,740,000円、スクリーンヒーローが15,174,000円で続いた。初産駒世代種牡馬では、リアルインパクトが11,340,000円でトップ(全体9位)、ゴールドシップの10,800,000円(全体11位)、エピファネイアの10,386,000円(全体14位)の順となった。
海外からの購買者の購買状況は、シンガポールが牡2頭を25, 9 20,0 0 0円、韓国が牡2頭を11,448,000円で購買、合計37,368,000円となった。
木村貢代表理事組合長からは、「主催者として最も重要視している売却率69.2%と前年を3.0ポイント上回り、総売上額も前年比1.8%の微減に止まったことは評価できると思う。市場が落ち着きを取り戻した感があり、この後に続く1歳馬市場もこの売却率を維持していけるよう努力したい。公開調教は強い追い風の影響で軒並み好時計となった。時計にこだわり過ぎないのが理想だが、現実としてはやはり好時計の馬から高価格となっていた。継続して実施している海外流通促進事業の成果もまずまずであり、購買登録者数は612名で前年を上回るプラス要素もあった。今年も年間の目標数値を達成できるよう努力していきたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)