2020年度 北海道セプテンバーセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 451 | 2,211,220,000円 | 27,500,000円 | 660,000円 | 4,902,926円 | 363 | 4,401,818円 |
牡 | 196 | 1,164,680,000円 | 27,500,000円 | 1,100,000円 | 5,942,244円 | 168 | 5,386,500円 | |
牝 | 255 | 1,046,540,000円 | 18,150,000円 | 660,000円 | 4,104,078円 | 195 | 3,553,476円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 15 | 109,010,000円 | 12,650,000円 | 3,740,000円 | 7,267,333円 | 14 | 6,564,857円 |
牡 | 7 | 64,570,000円 | 12,650,000円 | 5,170,000円 | 9,224,285円 | 6 | 6,336,000円 | |
牝 | 8 | 44,440,000円 | 8,140,000円 | 3,740,000円 | 5,555,000円 | 8 | 6,736,500円 | |
石川県馬主協会 | 計 | 9 | 25,630,000円 | 4,730,000円 | 1,650,000円 | 2,847,777円 | 4 | 2,511,000円 |
牡 | 3 | 7,810,000円 | 3,300,000円 | 2,200,000円 | 2,603,333円 | 3 | 2,592,000円 | |
牝 | 6 | 17,820,000円 | 4,730,000円 | 1,650,000円 | 2,970,000円 | 1 | 2,268,000円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | 8 | 30,360,000円 | 5,720,000円 | 2,200,000円 | 3,795,000円 | 11 | 2,847,272円 |
牡 | 1 | 4,620,000円 | 4,620,000円 | 4,620,000円 | 4,620,000円 | 3 | 3,996,000円 | |
牝 | 7 | 25,740,000円 | 5,720,000円 | 2,200,000円 | 3,677,142円 | 8 | 2,416,500円 | |
一般 | 計 | 419 | 2,046,220,000円 | 27,500,000円 | 660,000円 | 4,883,579円 | 334 | 4,384,994円 |
牡 | 185 | 1,087,680,000円 | 27,500,000円 | 1,100,000円 | 5,879,351円 | 156 | 5,430,461円 | |
牝 | 234 | 958,540,000円 | 18,150,000円 | 660,000円 | 4,096,324円 | 178 | 3,468,741円 | |
主取 | 計 | 150 | - | - | - | - | 129 | - |
牡 | 54 | - | - | - | - | 41 | - | |
牝 | 96 | - | - | - | - | 88 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 501,108円 (11.4%) 高
- ※2出場頭数前年比較 109頭増
- ※3売却頭数前年比較 88頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 75.0% 前年 (73.8%)に対し 1.2%増
- ※5総売上額前年比較 2,211,220,000円 前年 (1,597,860,000円)に対し 613,360,000円( 38.4%)増(消費税込み)
売却総額2,211,220,000円、売却率は昨年を上回る75.0%
最高価格馬は父ヴァンセンヌ 母アートリョウコ バビット異父弟の27,500,000円
北海道セプテンバーセールが新ひだか町の北海道市場において9月22日(火)〜24日(木)の3日間の日程で、日高軽種馬農協主催で行われた。9月の開催は昨年15年ぶりに2日間の日程で復活、今年は1日増え、規模も拡大した。上場頭数は601頭(牡250,牝351)で前年比109頭増、売却頭数は451頭(牡196,牝255)で前年比88頭増、売却率は75.0%(前年比1.2ポイントプラス)に達した。総売上額は,2,211,220,000円(前年比38.4%増)、平均価格は4,902,926円(前年比11.4%高)、中間価格は3,850,000円(前年比11.4%高)。1,000万円以上の取引馬は31頭だった。
最高価格馬は父ヴァンセンヌ 母アートリョウコの牡駒で、直近のセントライト記念(GⅡ)を勝ったバビットの異父弟、浦河町のディアレストクラブ(株)に27,500,000円の高値で購買された。牝の最高価格馬は父イスラボニータ、母ヘイローフジの産駒で、福岡県の㈱カナヤマホールディングスに18,150,000円で購買された。種牡馬別平均価格では、1頭売却のエピファネイアが19,250,000円で首位、2頭売却のロードカナロアが12,100,000円で第2位、4頭全頭売却のキズナが11,797,500円で続いた。初産駒上場種牡馬はドリームバレンチノが1頭売却の8,140,000円(全体16位)で首位、ディーマジェスティが7頭全頭売却の6,458,571円(全体21位)、JBBA種牡馬ザファクター(USA)が12頭全頭売却5,802,500円(全体27位)の順となった。団体購買は、JRA日本中央競馬会が15頭(牡7,牝8)を総額109,010,000円で購買、兵庫県馬主協会が8頭(牡1,牝7)頭を30,360,000円、石川県馬主協会が9頭(牡3,牝6)を25,630,000円で購買した。
8月のサマーセールとの合計では、上場頭数は1,673頭(牡847,牝826)、売却頭数は1,276頭(牡670,牝606)で、売却率は76.3%、総売上額は7,933,090,000円、平均価格は6,217,155円、中間価格は4,840,000円。1,000万円以上の取引馬は191頭。総売上額が21.4%、平均価格が16.2%、1,000万円以上取引馬が44.7%前年数字を上回った。
HBA木村組合長からは「3日間開催に延長したが、購買登録者数も1,000名と前年より150名増加となり、この規模での開催が関係者に認知されたと感じられ、更に3日間ともに売却率が70%を超え、売却総額も伸びたことで、確信できた。サマーセール、セプテンバーセールの開催を両立できたことで、来年以降、購買者側、販売者側のセール選択の思惑の調整等が課題になったと思う。今年の市場成績を深掘りして分析し、来年以降につなげたい。繰り返しになるが、コロナ禍においても中央・地方競馬が開催を継続し、それを競馬ファンが馬券を例年以上に購入し支えてくださっていることに心から感謝したい。オータムセールも気を引き締め開催し、1年を通じて好成績になるように努めたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)