2021年度 北海道セレクションセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 202 | 4,015,770,000円 | 66,000,000円 | 6,600,000円 | 19,880,049円 | 184 | 19,507,065円 |
牡 | 144 | 3,054,150,000円 | 66,000,000円 | 6,600,000円 | 21,209,375円 | 137 | 20,606,934円 | |
牝 | 58 | 961,620,000円 | 46,200,000円 | 6,600,000円 | 16,579,655円 | 47 | 16,301,063円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 12 | 137,500,000円 | 16,500,000円 | 7,700,000円 | 11,458,333円 | 9 | 11,000,000円 |
牡 | 8 | 86,900,000円 | 15,400,000円 | 7,700,000円 | 10,862,500円 | 6 | 11,550,000円 | |
牝 | 4 | 50,600,000円 | 16,500,000円 | 7,700,000円 | 12,650,000円 | 3 | 9,900,000円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | 1 | 18,150,000円 | 18,150,000円 | 18,150,000円 | 18,150,000円 | - | - |
牡 | 1 | 18,150,000円 | 18,150,000円 | 18,150,000円 | 18,150,000円 | - | - | |
牝 | - | - | - | - | - | - | - | |
一般 | 計 | 189 | 3,860,120,000円 | 66,000,000円 | 6,600,000円 | 20,423,915円 | 175 | 19,944,571円 |
牡 | 135 | 2,949,100,000円 | 66,000,000円 | 6,600,000円 | 21,845,185円 | 131 | 21,021,755円 | |
牝 | 54 | 911,020,000円 | 46,200,000円 | 6,600,000円 | 16,870,740円 | 44 | 16,737,500円 | |
主取 | 計 | 32 | - | - | - | - | 39 | - |
牡 | 23 | - | - | - | - | 22 | - | |
牝 | 9 | - | - | - | - | 17 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 372,984円 (1.9%) 高
- ※2出場頭数前年比較 11頭増
- ※3売却頭数前年比較 18頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 86.3% 前年 (82.5%)に対し 3.8%増
- ※5総売上額前年比較 4,015,770,000円 前年 (3,589,300,000円)に対し 426,470,000円( 11.9%)増(消費税込み)
総売上額 4,015,770,000円は前年比11.9%の大幅増で2年連続でレコードを更新
売却率は86.3%で過去最高、平均価格、中間価格も2年連続で過去最高を記録
最高価格は父エピファネイア 母スリーアロー 牡駒の 66,000,000円
北海道セレクションセールは新ひだか町の北海道市場において7月27日(火)、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は234頭(牡167,牝67)、売却頭数は202頭(牡144,牝58)で売却頭数と売却率の86.3%は過去最高となった。総売上額はレコードの昨年を大幅に上回る4,015,770,000円で前年比11.9%増、初の40億円台に達するレコードを記録した。購買者の購買意欲が強く、終始ストロングマーケットとなり、平均価格も19,880,049円(前年比1.9%高)、中間価格も17,600,000円(前年比6.7%高)で、ともに過去最高を記録した。牡の平均価格は21,209,375円で2年連続での2,000万円超え。価格帯では1,500万円〜3,000万円が前年70頭から91頭に増加、特に2,000万円前後での競り合いも活発で落札も目立った。
最高価格馬は父エピファネイア、母スリーアローの牡駒で、千葉県の嶋田賢氏に66,000,000円の高値で購買された。牝の最高価格馬は父エピファネイア、母スイートハートの産駒で、46,200,000円で鹿児島県の山元哲二氏に購買された。
種牡馬別は、エピファネイア・フェスティバルの様相となり16頭上場で13頭が売却され平均価格33,761,538円で首位、2頭全頭売却のシルバーステートが33,550,000円の健闘、1頭売却のスクリーンヒーローが29,700,000円で3位。2,000万円以上の種牡馬が全体で16頭。初産駒上場種牡馬の首位はシャンハイボビー(USA)が3頭売却18,150,000円で首位(全体24位)、タリスマニック(GB)が3頭全頭売却17,050,000円で第2位(全体28位)、JBBA種牡馬デクラレーションオブウォー(USA)が9頭売却16,622,222円で第3位(全体29位)、久々に輸入馬が上位を占める成績となった。団体購買は、JRA日本中央競馬会が12頭(牡8,牝4)を総額137,500,000円、兵庫県馬主協会が牡1頭を18,150,000円で購買した。現実化したネクスト・ディープインパクト・キングカメハメハに対応するための生産者、販売者、購買者の活発な市場活動によって盛況となり、好成績につながったといえる。
HBA木村組合長から「40億円を超える総売上額や86.3%の売却率は予想をはるかに超える成績で、購買者の方々へ感謝したい。競馬の売り上げが好調なことにも感謝したい。今年はエピファネイア産駒がべストタイミングの上場となったが、毎年時機を得る種牡馬は出てくる。7月の開催に向けて上場者もきちんと馬を仕上げてくることが出来ていたと評価したい。ハイブリッド方式によるオンラインビッドの導入も順調だと思う。市場開催の弱点を補完するうえで極めて重要な手段なので継続して活用していきたい。今後はサマーセールなどの長丁場の市場での活用方法なども更に検討していきたい。この勢いがサマーセール以降に続くことを期待したい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)