2021年度 北海道セプテンバーセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 346 | 1,690,150,000円 | 34,100,000円 | 550,000円 | 4,884,826円 | 451 | 4,902,926円 |
牡 | 163 | 926,200,000円 | 34,100,000円 | 1,100,000円 | 5,682,208円 | 196 | 5,942,244円 | |
牝 | 183 | 763,950,000円 | 26,400,000円 | 550,000円 | 4,174,590円 | 255 | 4,104,078円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 10 | 65,450,000円 | 12,100,000円 | 3,300,000円 | 6,545,000円 | 15 | 7,267,333円 |
牡 | 2 | 14,410,000円 | 8,250,000円 | 6,160,000円 | 7,205,000円 | 7 | 9,224,285円 | |
牝 | 8 | 51,040,000円 | 12,100,000円 | 3,300,000円 | 6,380,000円 | 8 | 5,555,000円 | |
石川県馬主協会 | 計 | 6 | 20,240,000円 | 5,720,000円 | 1,650,000円 | 3,373,333円 | 9 | 2,847,777円 |
牡 | 2 | 6,270,000円 | 3,520,000円 | 2,750,000円 | 3,135,000円 | 3 | 2,603,333円 | |
牝 | 4 | 13,970,000円 | 5,720,000円 | 1,650,000円 | 3,492,500円 | 6 | 2,970,000円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | 8 | 20,460,000円 | 5,500,000円 | 1,100,000円 | 2,557,500円 | 8 | 3,795,000円 |
牡 | 5 | 9,790,000円 | 2,200,000円 | 1,100,000円 | 1,958,000円 | 1 | 4,620,000円 | |
牝 | 3 | 10,670,000円 | 5,500,000円 | 1,870,000円 | 3,556,666円 | 7 | 3,677,142円 | |
一般 | 計 | 322 | 1,584,000,000円 | 34,100,000円 | 550,000円 | 4,919,254円 | 419 | 4,883,579円 |
牡 | 154 | 895,730,000円 | 34,100,000円 | 1,100,000円 | 5,816,428円 | 185 | 5,879,351円 | |
牝 | 168 | 688,270,000円 | 26,400,000円 | 550,000円 | 4,096,845円 | 234 | 4,096,324円 | |
主取 | 計 | 132 | - | - | - | - | 150 | - |
牡 | 41 | - | - | - | - | 54 | - | |
牝 | 91 | - | - | - | - | 96 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 18,100円 (0.4%) 低
- ※2出場頭数前年比較 123頭減
- ※3売却頭数前年比較 105頭減
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 72.4% 前年 (75.0%)に対し 2.6%減
- ※5総売上額前年比較 1,690,150,000円 前年 (2,211,220,000円)に対し 521,070,000円( 23.6%)減(消費税込み)
売却総額1,690,150,000円、売却率は72.4%、平均価格4,884,826円、中間価格3,575,000円
最高価格馬は父シルバーステート 母アマルフィターナ牡駒の34,100,000円
北海道セプテンバーセールは新ひだか町の北海道市場において9月21日(火)〜22日(水)の2日間の日程で、日高軽種馬農協主催で行われた。9月の開催は一昨年15年ぶりに復活、昨年は3日間開催で今年は1日減の2日間開催。上場頭数は478頭(牡204,牝274)で前年比123頭減、売却頭数は346頭(牡163,牝183)で前年比105頭減、売却率は72.4%(前年比2.6ポイントマイナス)だった。総売上額は、1,690,150,000円(前年比23.6%減)、平均価格は4,884,826円(前年比0.4%低)、中間価格は3,575,000円(前年比7.1%低)。初の3,000万円以上取引馬も誕生した。
最高価格馬は父シルバーステート、母アマルフィターナの牡駒で、千葉県の了德寺健二ホールディングス(株)に34,100,000 円のセプテンバーセールレコード価格で購買された。牝の最高価格馬は父シルバーステート、母ルドラ(FR)の産駒で、東京都の二宮幸三氏に26,400,000円で購買された。種牡馬別平均価格では、2頭全頭売却のドレフォン(USA)が18,150,000円で首位、9頭全頭売却のシルバーステートが14,923,333円で第2位、2頭全頭売却のキンシャサノキセキ(AUS)が14,575,000円で続いた。初産駒上場種牡馬ではJBBA種牡馬デクラレーションオブウォー(USA)が3頭売却の9,790,000円で首位(全体6位)、リアルスティールが5頭売却の7,546,000円(全体11位)で2位、シャンハイボビー(USA)が6頭売却の6,215,000円(全体19位)で3位となった。
団体購買は、JRA日本中央競馬会が10頭(牡2,牝8)を総額65,450,000円で購買、石川県馬主協会が6頭(牡2,牝4)を20,240,000円、兵庫県馬主協会が8頭(牡5,
牝3)を20,460,000円で購買した。比較するうえで有意となる8月のサマーセールとの合計では、上場頭数は1,814頭(牡940,牝874)で前年比141頭増、売却頭数は1,350頭(牡728,牝622)で前年比74頭増、売却率は74.4%で前年比1.9ポイントマイナス、総売上額は8,602,550,000円で前年比8.4%増、平均価格は6,372,259円で2.5ポイントプラス、中間価格は4,840,000円で前年と同じ。1,000万円以上の取引馬は201頭で前年比10頭増。
HBA木村組合長からは「2日間開催に戻しての開催で、購買登録者数1,002名うちオンライン登録者61名。サマーセールが予想をはるかに超える好成績で、その反動を危惧したが、上乗せが成ったという結果で安堵した。数字的な比較は、サマーセールとセプテンバーセール合計の値で考えたい。2歳FCランキングを牽引するドレフォン(USA)とシルバーステートがこのせりでも平均価格のワン・ツーを決め起爆剤となった。中央・地方の競馬の売り上げの好調さと各主催者の補助馬制度の充実が好調の大きな要因である。すでに昨年の総売上額を超える成績となっているが、地域の生産者団体としては現在の売り上げの7割、年間売却総額80億円くらいでも経営が成り立つよう喚起したい。来年に向けては、セレクション・サマー・セプテンバーセールの日割りや新たな枠組み等を十分意見を出し合い、決定していきたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)