2023年度 北海道セレクションセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 271 | 6,211,370,000円 | 103,400,000円 | 6,600,000円 | 22,920,184円 | 263 | 20,297,718円 |
牡 | 198 | 4,999,060,000円 | 103,400,000円 | 6,600,000円 | 25,247,777円 | 187 | 22,270,588円 | |
牝 | 73 | 1,212,310,000円 | 52,800,000円 | 6,600,000円 | 16,606,986円 | 76 | 15,443,421円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 19 | 233,200,000円 | 19,800,000円 | 6,600,000円 | 12,273,684円 | 18 | 11,030,555円 |
牡 | 10 | 139,700,000円 | 19,800,000円 | 6,600,000円 | 13,970,000円 | 12 | 11,870,833円 | |
牝 | 9 | 93,500,000円 | 14,300,000円 | 6,600,000円 | 10,388,888円 | 6 | 9,350,000円 | |
一般 | 計 | 252 | 5,978,170,000円 | 103,400,000円 | 6,600,000円 | 23,722,896円 | 245 | 20,978,571円 |
牡 | 188 | 4,859,360,000円 | 103,400,000円 | 6,600,000円 | 25,847,659円 | 175 | 22,983,714円 | |
牝 | 64 | 1,118,810,000円 | 52,800,000円 | 7,150,000円 | 17,481,406円 | 70 | 15,965,714円 | |
主取 | 計 | 24 | - | - | - | - | 38 | - |
牡 | 14 | - | - | - | - | 23 | - | |
牝 | 10 | - | - | - | - | 15 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 2,622,466円 (12.9%) 高
- ※2出場頭数前年比較 6頭減
- ※3売却頭数前年比較 8頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 91.9% 前年 (87.4%)に対し 4.5%増
- ※5総売上額前年比較 6,211,370,000円 前年 (5,338,300,000円)に対し 873,070,000円( 16.4%)増(消費税込み)
総売上額6,211,370,000円は前年比16.4%の大幅増、4年連続でレコードを更新
売却率の91.9%はセレクションセール最高、北海道市場(サラ)の史上レコード
最高価格は父シニスターミニスター(USA)、母カリーニョミノルの牡駒で103,400,000円
北海道セレクションセールは新ひだか町の北海道市場において7月25日(火)〜26日(水)、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は295頭(牡212,牝83)、売却頭数は271頭(牡198,牝73)で過去最多、売却率の91.9%はサラブレッドの北海道市場では初の90%超えでレコード。総売上額は4年連続レコード更新となり、6,211,370,000円で前年比16.4%増、実額で8億7,307万円上回る盛況となった。購買登録者数は1,028名(前年987名)、うちオンラインビッド本登録者数は46名(前年60名)で登録者実数は増加し、来場参加者の購買意欲は旺盛で、2日間通して終始ストロングマーケットとなった。平均価格は22,920,184円(前年比12.9%高)で初の2年連続2,000万円台。市場の実態を表す中間価格も過去最高の18,700,000円で前年比21.4%の大幅高となった。価格帯では2001年以来の1億円台が出現、最多売却価格帯も前年1,000万円〜1,500万円(68頭)から2000万円〜3,000万円(60頭/全体比22.1%)と2段階もアップした。
最高価格馬は父シニスターミニスター(USA)、母カリーニョミノルの牡駒で、東京都の今福洋介氏に103,400,000円の高値で購買された。牝の最高価格馬は父Justify(USA)、母チックニステル(ARG)の産駒で、52,800,000円で東京都の里見治氏に購買された。
種牡馬別平均価格では、1頭売却のJustify(USA)が52,800,000円で首位、5頭全頭売却のシニスターミニスター(USA)が45,980,000円で第2位、ラストクロップ世代3頭全頭売却のドゥラメンテが42,900,000円で続いた。初産駒上場種牡馬はJBBA種牡馬ノーブルミッション(GB)が2頭全頭売却34,650,000円で首位(全体7位)、アドマイヤマーズが4頭全頭売却29,425,000円で第2位(全体12位)、サートゥルナーリアが16頭売却25,815,625円で第3位(全体19位)。団体購買は、JRA日本中央競馬会が19頭(牡10,牝9)を総額233,200,000円で購買した。
HBA古川雅且代表理事組合長から「正直ビックリしているが、まず感謝の言葉を述べたい。2日間のトータルで売却率91.9%は北海道市場(サラ)の最高で、90%超えは初めてだと思う。主取りも少なく選抜した効果を実感した。初日に上場馬全頭を展示することで、購買者には十分時間をかけて選んでいただけたと思う。過去最高の結果となったセレクトセールの波及効果もあった。また、南関東の無敗の三冠馬ミックファイアの誕生効果も大きく、来年から実施される3歳馬のダート三冠に向けて、ダート血統を積極的に購買する傾向も見られた。馬券の売り上げが好調なこと、せり市場での取り引きが健全であるという高い評価を得たことが相乗効果となり、市場の盛況を支えている。今後も、良質馬を上場することを前提とし、市場開催日程にもさまざまなアイデアを出して、この好調さを続けていきたいと思う。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける売却価格はすべて消費税込で記載しています)
最高価格馬
- 性別
- 牝
- 上場番号
-
176
- 父馬
- Justify(USA)
- 母馬
- チックニステル(ARG)
- 売却価格
- 52,800,000円
- 購買者
- 里見 治
- 販売申込者
- (有)谷川牧場