2023年度 北海道オータムセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 330 | 1,312,410,000円 | 19,800,000円 | 550,000円 | 3,977,000円 | 329 | 3,926,231円 |
牡 | 159 | 668,140,000円 | 18,700,000円 | 550,000円 | 4,202,138円 | 146 | 4,586,095円 | |
牝 | 171 | 644,270,000円 | 19,800,000円 | 550,000円 | 3,767,660円 | 183 | 3,399,781円 | |
岩手県馬主会 | 計 | 7 | 39,490,000円 | 9,350,000円 | 4,400,000円 | 5,641,428円 | 6 | 4,583,333円 |
牡 | 3 | 15,180,000円 | 5,720,000円 | 4,400,000円 | 5,060,000円 | 4 | 4,675,000円 | |
牝 | 4 | 24,310,000円 | 9,350,000円 | 4,400,000円 | 6,077,500円 | 2 | 4,400,000円 | |
石川県馬主協会 | 計 | - | - | - | - | - | 7 | 3,048,571円 |
牡 | - | - | - | - | - | 3 | 3,593,333円 | |
牝 | - | - | - | - | - | 4 | 2,640,000円 | |
一般 | 計 | 323 | 1,272,920,000円 | 19,800,000円 | 550,000円 | 3,940,928円 | 316 | 3,933,196円 |
牡 | 156 | 652,960,000円 | 18,700,000円 | 550,000円 | 4,185,641円 | 139 | 4,604,964円 | |
牝 | 167 | 619,960,000円 | 19,800,000円 | 550,000円 | 3,712,335円 | 177 | 3,405,649円 | |
主取 | 計 | 105 | - | - | - | - | 97 | - |
牡 | 42 | - | - | - | - | 31 | - | |
牝 | 63 | - | - | - | - | 66 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 50,769円 (1.3%) 高
- ※2出場頭数前年比較 9頭増
- ※3売却頭数前年比較 1頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 75.9% 前年 (77.2%)に対し 1.3%減
- ※5総売上額前年比較 1,312,410,000円 前年 (1,291,730,000円)に対し 20,680,000円( 1.6%)増(消費税込み)
総売上額1,312,410,000円、売却率75.9%の好成績、2023年北海道市場は年間史上最高の売り上げを記録し閉幕
最高価格は父スワーヴリチャード 母ジャポニカスタイル牝駒の19,800,000円
北海道オータムセールは10月16日(月)〜17日(火)の2日間、新ひだか町の北海道市場において日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は435頭(牡201,牝234)、売却頭数は330頭(牡159,牝171)で、売却率は75.9%(前年比1.3pt低)。総売上額は1,312,410,000円で前年比1.6%増となった。平均価格は3,977,000円、前年比1.3%高で03年オータムセールとなって以来の最高、中間価格は3,135,000円(前年比5.0%低)となった。
最高価格馬は19,800,000円で父スワーヴリチャード、母ジャポニカスタイルの牝駒が東京都の河野勇樹氏に購買された。牡の最高価格は父パイロ(USA)、母アドマイヤマリリンの産駒で、埼玉県の宮崎俊也氏に18,700,000円で購買された。1,000万円以上での取引は12頭(前年9頭)、500万円以上での取引は92頭で前年79頭から13頭増加した。
種牡馬別の平均価格を見ると、スワーヴリチャードが1頭売却19,800,000円でトップ、サートゥルナーリアが1頭売却16,500,000円、シニスターミニスター(USA)が1頭売却12,100,000円で続いた。初年度産駒種牡馬では1頭売却のサートゥルナーリアが首位(全体2位)。同じく1頭売却のミスターメロディ(USA)が9,570,000円(全体5位)、2頭全頭売却アドマイヤマーズが6,875,000円(全体14位)で続いた。
購買登録者数は1,086名(前年1,095名)、うちオンラインビッド55名(前年65名)、オンラインビッド最終落札頭数は最高価格馬を含む18頭(前年20頭)だった。
古川雅且組合長から、「セプテンバーセール終了時点で昨年の売り上げを更新している中、オータムセールが昨年を上回る成績を残すことができた。購買者登録も昨年並みで、まだまだ購買意欲が衰えていないことが分かった。購買者の皆様に感謝したい。今回は牝馬の上場頭数が多かったが、売却価格が1,000万円以上の高額馬も牝馬が多くよく売れていた印象であった。2日目は他市場からの再申込馬のみの上場馬であったがまずまずの成績となった。地方競馬の補助購買も昨年に引き続き多く購買していただいた。今年の北海道市場の年間総売上は予算額を超える結果となった。今の数字を維持できるように、せりの質をもっと高めるような、もっといい馬が上場するせりを目指していきたい。競馬の売り上げが好調で、地方でもダート三冠の創設、補助購買予算の増額など、馬の購買には良い状況となっている。北海道市場取引馬の活躍も追い風となり現在の盛り上がりとなっている。質を高めるために、市場の施設整備やせりの時間短縮に努めたい。来年の市場のスケジュールについては、暑熱対策や上場頭数の制限を考慮しつつ現在検討中である。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)