2024年度 セレクトセール サラブレッド １歳

• ※1平均価格前年比較 売却 3,128,125円 (4.6％) 高
• ※2出場頭数前年比較 11頭増
• ※3売却頭数前年比較 8頭増
• ※4出場馬に対する売却馬百分率 96.1％ 前年 （97.3％）に対し 1.2％減
• ※5総売上額前年比較 15,946,700,000円 前年 （14,701,500,000円）に対し 1,245,200,000円（ 8.5％）増（消費税込み）

　セレクトセール1歳は7月8日(月)、苫小牧市のノーザンホースパークにおいて一般社団法人日本競走馬協会主催で行われた。上場頭数は233頭(牡137、牝96)で、売却頭数は224頭(牡133、牝91)、売却率は96.1％。総売上額はレコードの159億4,670万円で前年比108.5%、7年連続100億円を超えた。平均価格も71,190,625円(前年比104. 6%)でレコードを記録した。１億円以上での取引馬は38頭であった。
　最高価格は6億4,900万円で父キタサンブラック、母デルフィニアⅡ(IRE)の牡駒が大阪府のロデオジャパンに購買された。牝の最高価格は父キタサンブラック、母アスコルティの産駒で、大阪府の(株)ダノックスに4億4,000万円で購買された。
　種牡馬別の平均価格は、12頭売却のエピファネイアが184,891,666円でトップ、第2位も12頭売却のキタサンブラックが159,775,000円、第3位は136,812,500円で8頭売却の新種牡馬コントレイル、第4位は4頭売却のハービンジャー(GB)の108,900,000円、以下第5位オルフェーヴル、第6位Essential Quality(USA)までが１億円を超えた。
　市場長代理の吉田勝己ノーザンファーム代表は「昨年に続いて素晴らしい結果となった。購買者登録の人数も更に増えて競り合いが多くなった結果、売却総額も更に増加した。株価等の影響はあるとは思うが、上場馬の質も上がり続けていることに加え、海外での日本馬の活躍に起因する大きな期待がこのような結果につながったのではないか。また今回は、海外からの購買者も多く来場して合計6頭ご購買いただいており、日本生産馬が海外で走る機会も増えるかもしれない。海外の馬情報サイトでもセレクトセールの結果が取り上げられていますし、セレクトセール出身馬の益々の活躍に期待したい。」とのコメントがあった。
(注：せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)