2024年度 北海道トレーニングセール サラブレッド 2歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 61 | 465,740,000円 | 27,500,000円 | 2,200,000円 | 7,635,081円 | 91 | 7,330,109円 |
牡 | 38 | 309,320,000円 | 27,500,000円 | 2,200,000円 | 8,140,000円 | 53 | 7,826,603円 | |
牝 | 23 | 156,420,000円 | 15,400,000円 | 2,640,000円 | 6,800,869円 | 38 | 6,637,631円 | |
岩手県馬主会 | 計 | 8 | 53,130,000円 | 9,900,000円 | 5,500,000円 | 6,641,250円 | 12 | 6,132,500円 |
牡 | 5 | 32,560,000円 | 9,900,000円 | 5,500,000円 | 6,512,000円 | 5 | 5,478,000円 | |
牝 | 3 | 20,570,000円 | 7,150,000円 | 6,380,000円 | 6,856,666円 | 7 | 6,600,000円 | |
一般 | 計 | 53 | 412,610,000円 | 27,500,000円 | 2,200,000円 | 7,785,094円 | 79 | 7,512,025円 |
牡 | 33 | 276,760,000円 | 27,500,000円 | 2,200,000円 | 8,386,666円 | 48 | 8,071,250円 | |
牝 | 20 | 135,850,000円 | 15,400,000円 | 2,640,000円 | 6,792,500円 | 31 | 6,646,129円 | |
主取 | 計 | 25 | - | - | - | - | 25 | - |
牡 | 12 | - | - | - | - | 19 | - | |
牝 | 13 | - | - | - | - | 6 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 304,972円 (4.2%) 高
- ※2出場頭数前年比較 30頭減
- ※3売却頭数前年比較 30頭減
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 70.9% 前年 (78.4%)に対し 7.5%減
- ※5総売上額前年比較 465,740,000円 前年 (667,040,000円)に対し 201,300,000円( 30.2%)減(消費税込み)
上場頭数86頭と前年から30頭減も、売却率は70.9%、平均価格は前年比104.2%
最高価格は、2F23.3秒 1F11.1秒のイスラボニータ牡駒の27,500,000円
北海道トレーニングセールは5月21日(火)、日高軽種馬農業協同組合主催で、JRA札幌競馬場において開催された。事前下見は前日の20日(月)、公開調教は当日の午前中に実施された。
上場頭数は86頭(牡50、牝36)、売却頭数は61頭(牡38、牝23)で前年比30頭減、売却率は70.9%で前年比7.5pt減となった。上場頭数が減少した影響で総売上額は465,740,000円で前年比69.8%となったが、1,000万円以上の取引馬は14頭と前年から3頭増加し、平均価格は7,635,081円(前年比104.2%)と前年を上回った。購買登録者数は昨年から67名減少し511名、オンラインビッドの購買登録者数(ID発行数)も13名減少し27名であった。オンラインビッドの概要は、ログインしたID数は23名(前年29名)で、最終落札者となった取引馬は3頭(前年11頭)であった。
最高価格馬は父イスラボニータ、母ヴァッサーマンの牡駒で、27,500,000円で長野県の望月健二郎氏に購買された。牝駒の最高価格馬は軽快な走りを見せた父アメリカンペイトリオット(USA)、母ニットウリエの産駒で、15,400,000円で、こちらも長野県の望月健二郎氏に購買された。公開調教で牡牝それぞれ2F最速時計をマークしたのは、いずれもJBBA種牡馬デクラレーションオブウォー(USA)産駒で、2F21.8秒、1F10.6秒の母ラストワルツの牡駒は全体第2位の16,500,000円で新ひだか町の(有)ノルマンディーファームに購買され、2F22.7秒、1F11.0秒の母アルマーズビコーの牝駒は10,450,000円で三重県の(株)ヒルノに購買された。
種牡馬別にみると、2頭全頭売却のイスラボニータが平均価格16,885,000円で首位、次いでニューイヤーズデイ(USA)が1頭売却14,300,000円。初産駒世代上場のフォーウィールドライブ(USA)が1頭売却13,750,000円で全体3位となった。
また、海外からの購買者としては、大韓民国のSon Byung Seok氏が父コパノリッキー、母ピサノプリヴェの牡駒を11,000,000円で購買した。
古川雅且代表理事組合長からは、「近況の1歳市場が盛況なこともあり上場頭数が減少しているなか、事前下見から多くの購買者の皆様にご参加いただき、7割を超える売却率を確保することができた。また、昨年を上回る平均価格や最高価格で多数の馬をご購買いただけたことに感謝したい。今後も2歳市場の頭数確保は今後の課題となるが、来年以降も引き続きトレーニングセールを盛り上げていきたい。本年7月に予定されているセレクションセールは3日間開催という新しい試みとなるので、引き続き購買についてよろしくお願いしたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)