2024年度 ジェイエス冬季繁殖馬セール サラブレッド 繁殖牝馬

• ※1平均価格前年比較 売却 3,889,516円 (29.8％) 低
• ※2出場頭数前年比較 14頭増
• ※3売却頭数前年比較 1頭増
• ※4出場馬に対する売却馬百分率 61.5％ 前年 （92.0％）に対し 30.5％減
• ※5総売上額前年比較 220,341,000円 前年 （300,619,000円）に対し 80,278,000円（ 26.7％）減（消費税込み）

　株式会社ジェイエス主催による冬季繁殖馬セールが１月24日(水)、新ひだか町の北海道市場において開催された。同社による冬季開催は今年で17年目。受胎繁殖牝馬は上場18頭で12頭売却の売却率66.7％。一方、空胎馬は上場21頭で12頭売却の売却率57.1％。総売上額は220,341,000円で前年比26.7％ダウン、平均価格は9,180,875円で前年比29.8%ダウンとなった。
　最高価格馬は、フィリーズレビュー(GⅡ)勝馬のシゲルピンクルビー( 父モーリス、６歳未供用)で、159,500,000円で購買された。前年の当セールでは２歳上の半姉シゲルピンクダイヤ(父ダイワメジャー、モーリス受胎)が165,000,000円で購買されており、２年連続姉妹で億超えの最高価格となった。受胎馬ではハヤブサプリプリ(父キングカメハメハ、11歳 ニューイヤーズデイ(USA)受胎)の6,050,000円が最高価格。
　大西恵介セールスマネジャーからは「上場頭数は増えたが売却率は低下した結果は、購買者の選択として受け止めたい。今年も目玉馬の上場があり、過去の重賞勝馬と比較しても高い評価をいただいた。馬主からの上場が増加しておりセールの認知度も高まっている。例年上場頭数の確保が課題であるが、今回は多数の上場頭数を揃えられた。また、購買者の活発なせり上げにも感謝します。」とのコメントがあった。
(注：せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)