2017年度 北海道セレクションセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 184 | 3,110,616,000円 | 47,520,000円 | 5,400,000円 | 16,905,521円 | 175 | 14,433,737円 |
牡 | 138 | 2,515,644,000円 | 47,520,000円 | 5,400,000円 | 18,229,304円 | 127 | 16,552,913円 | |
牝 | 46 | 594,972,000円 | 30,240,000円 | 5,400,000円 | 12,934,173円 | 48 | 8,826,750円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 13 | 129,816,000円 | 15,120,000円 | 5,400,000円 | 9,985,846円 | 11 | 9,769,090円 |
牡 | 6 | 60,696,000円 | 14,040,000円 | 7,560,000円 | 10,116,000円 | 3 | 12,060,000円 | |
牝 | 7 | 69,120,000円 | 15,120,000円 | 5,400,000円 | 9,874,285円 | 8 | 8,910,000円 | |
一般 | 計 | 171 | 2,980,800,000円 | 47,520,000円 | 5,400,000円 | 17,431,578円 | 164 | 14,746,609円 |
牡 | 132 | 2,454,948,000円 | 47,520,000円 | 5,400,000円 | 18,598,090円 | 124 | 16,661,612円 | |
牝 | 39 | 525,852,000円 | 30,240,000円 | 5,616,000円 | 13,483,384円 | 40 | 8,810,100円 | |
主取 | 計 | 42 | - | - | - | - | 63 | - |
牡 | 23 | - | - | - | - | 38 | - | |
牝 | 19 | - | - | - | - | 25 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 2,471,784円 (17.1%) 高
- ※2出場頭数前年比較 12頭減
- ※3売却頭数前年比較 9頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 81.4% 前年 (73.5%)に対し 7.9%増
- ※5総売上額前年比較 3,110,616,000円 前年 (2,525,904,000円)に対し 584,712,000円( 23.1%)増(消費税込み)
総売上額3,110,616,000円は前年比23.1%増でレコード更新 売却率81.4%も過去最高
最高価格は父ロードカナロア 母チリエージェ牡駒の47,520,000円
北海道セレクションセールは新ひだか町の北海道市場において7月18日(火)、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は226頭(牡161、牝65)、売却頭数は184頭(牡138、牝46)で前年比9頭増加、売却率は81.4%で前年を7.9ポイント上回りレコードを更新、初の80%台に乗せた。総売上額も16年の前年比22.7%増を超える23.1%増の驚異的伸びを見せ、3,110,616,000円に達し、こちらもレコードで初めて30億円を超えた。15年との比較では既に151.1%となっている。平均価格の上昇も勢い衰えず前年比17.1%高で、これまでの最高の16,905,521円となった。中間価格も15,120,000円で前年比33.3%高と急上昇、対平均価格比較で0.894とストロングマーケット特有の数値となった。価格帯も更に上方移行、3,000万円以上が前年13頭から22頭、1,000万円以上が前年108頭から137頭へ増加し、売却率も総売上額も個別の価格も上がるヒートアップした結果となった。
最高価格馬は父ロードカナロア、母チリエージェの牡駒で、兵庫県の(同)雅苑興業に47,520,000円で購買された。牝の最高価格馬は父キンシャサノキセキ(AUS)、母ゴーファイトウインの産駒で、30,240,000円で新冠町の(有)ビッグレッドファームに購買された。
種牡馬別では、ゼンノロブロイが1頭売却33,480,000円で首位、JBBA種牡馬バゴ(FR)が1頭売却で3 0, 24 0,0 0 0円で続いた、今回最も購買者の注目を集めたロードカナロアは12頭売却24,120,0 0 0円、オルフェーヴルは7頭売却20,982,857円だった。初産駒上場の首位はグランプリボスで、上場4頭全頭売却で17,334,000円、注目されたJBBA種牡馬ケープブランコ(IRE)は12頭上場、10頭売却で13,845,600円と好評価を受けた。団体購買は、JRA日本中央競馬会が13頭(牡6、牝7)を総額129,816,000円で購買。
HBA木村組合長から「ここ数年せり成績の上昇傾向が続いているが、北海道市場において今回ほど序盤からヒートアップしたのは初めての経験。競馬の売り上げ上昇と市場出身馬の競走成績が良いのが要因。また、好調なせりでの売り上げを生産界も堅実に繁殖牝馬への投資に向けており、カタログでもブラックタイプが充実してきているのが見て取れる。地方競馬主催者の補助馬購買が拡大しているのも心強く、サマー、オータムセールへ好成績をつなげたいと思う。質の高い馬を上場させる生産者の努力と情報開示の徹底など主催者の努力がマッチし、購買者の方々に信頼される市場になってきている実感がある。感謝したい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)