2017年度 北海道サマーセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 950 | 5,461,992,000円 | 43,200,000円 | 864,000円 | 5,749,465円 | 805 | 4,986,782円 |
牡 | 532 | 3,716,712,000円 | 43,200,000円 | 1,404,000円 | 6,986,300円 | 456 | 5,928,868円 | |
牝 | 418 | 1,745,280,000円 | 14,040,000円 | 864,000円 | 4,175,311円 | 349 | 3,755,862円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 51 | 300,024,000円 | 12,960,000円 | 3,240,000円 | 5,882,823円 | 55 | 6,426,981円 |
牡 | 25 | 170,424,000円 | 12,960,000円 | 3,240,000円 | 6,816,960円 | 31 | 7,472,903円 | |
牝 | 26 | 129,600,000円 | 8,640,000円 | 3,240,000円 | 4,984,615円 | 24 | 5,076,000円 | |
石川県馬主協会 | 計 | 8 | 27,108,000円 | 4,752,000円 | 2,160,000円 | 3,388,500円 | 12 | 2,871,000円 |
牡 | 2 | 5,400,000円 | 3,240,000円 | 2,160,000円 | 2,700,000円 | 4 | 3,672,000円 | |
牝 | 6 | 21,708,000円 | 4,752,000円 | 2,160,000円 | 3,618,000円 | 8 | 2,470,500円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | 23 | 80,460,000円 | 7,992,000円 | 1,296,000円 | 3,498,260円 | 5 | 3,672,000円 |
牡 | 13 | 56,160,000円 | 7,992,000円 | 2,160,000円 | 4,320,000円 | 2 | 4,050,000円 | |
牝 | 10 | 24,300,000円 | 3,780,000円 | 1,296,000円 | 2,430,000円 | 3 | 3,420,000円 | |
一般 | 計 | 868 | 5,054,400,000円 | 43,200,000円 | 864,000円 | 5,823,041円 | 733 | 4,922,324円 |
牡 | 492 | 3,484,728,000円 | 43,200,000円 | 1,404,000円 | 7,082,780円 | 419 | 5,845,145円 | |
牝 | 376 | 1,569,672,000円 | 14,040,000円 | 864,000円 | 4,174,659円 | 314 | 3,690,917円 | |
主取 | 計 | 259 | - | - | - | - | 462 | - |
牡 | 117 | - | - | - | - | 203 | - | |
牝 | 142 | - | - | - | - | 259 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 762,683円 (15.3%) 高
- ※2出場頭数前年比較 58頭減
- ※3売却頭数前年比較 145頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 78.6% 前年 (63.5%)に対し 15.1%増
- ※5総売上額前年比較 5,461,992,000円 前年 (4,014,360,000円)に対し 1,447,632,000円( 36.1%)増(消費税込み)
空前の売れ行き、売却率は78.6%、売却総額は初の50億円台で6年連続レコード
最高価格馬は父スクリーンヒーロー 母ラブディラン牡駒の43,200,000円
北海道サマーセールは新ひだか町の北海道市場において8月21日(月)〜25日(金)の5日間、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は1,209頭(牡649,牝560)、売却頭数は950頭(牡532,牝418)で前年比145頭の大幅増、売却率はなんと78.6%に達して前年を15.1ポイントも上回った。総売上額は初めて50億円台に乗せ、5,461,992,000円で前年を14億4,763万2,000円(36.1%増)上回り、6年連続でレコードとなった。平均価格は5,749,465円で前年比15.3%高、中間価格も4,428,000円で前年比7.9%上昇となった。1,000万円以上の取引馬はこれまで最多の128頭(前年69頭)で、3,000万円以上の取引馬も3頭出現した。購買者登録数977名、購買実績者数407名も過去最多を記録した。
最高価格馬は父スクリーンヒーロー、母ラブディランの牡駒で、東京都の小林祥晃氏に43,200,000円で購買された。牝の最高価格馬は父ロードカナロア、母パッションレッドの産駒で、14,040,000円で新ひだか町の(有)ノルマンディーファームに購買された。
種牡馬別では、10頭上場8頭売却のスクリーンヒーローが15, 079, 500円で首位、8頭上場7頭売却のロードカナロアが14,148,000円で続いた。初産駒上場種牡馬はジャスタウェイの11,029,500円、JBBA種牡馬ケープブランコ(IRE)10,164,705円の順。団体購買は、JRA日本中央競馬会が51頭(牡25,牝26)を総額300,024,000円、石川県馬主協会が8頭(牡2,牝6)を総額27,108,000円、兵庫県馬主協会が23頭(牡13,牝10)を総額80,460,000円で購買した。
海外からの馬主による購買は29頭(牡14,牝15)で、総額86,940,000円で前年比48.3%増となった。
HBA木村組合長から「売却率、売却総額ともに驚異的な数字が記録された。特に売却率の78.6%は想定をはるかに超えており驚いている。平均価格が11年ぶりに500万円台に戻ったことも非常に嬉しい。関係団体と連携して実施してきた市場振興対策の積み重ねがここに来て実を結んだと考えている。地方競馬主催者・馬主会を訪ね市場参加を勧誘し続けて来たことで、馬主方の“馬はせりで買うもの”という意識が高まり、馬を見つける、競り合いに参加するという楽しみを感じてもらえるようになったことも、今回の売却率につながったと思う。市場施設の整備や運営改善も購買者サービスとして伝わるようになってきた。今後も購買者側に立った情報開示を徹底し、信頼される市場にしていきたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)