2020年度 北海道サマーセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 825 | 5,721,870,000円 | 52,800,000円 | 880,000円 | 6,935,600円 | 859 | 5,748,139円 |
牡 | 474 | 3,737,250,000円 | 52,800,000円 | 1,100,000円 | 7,884,493円 | 518 | 6,532,540円 | |
牝 | 351 | 1,984,620,000円 | 26,400,000円 | 880,000円 | 5,654,188円 | 341 | 4,556,586円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 44 | 336,930,000円 | 15,950,000円 | 3,300,000円 | 7,657,500円 | 39 | 6,410,769円 |
牡 | 23 | 188,760,000円 | 15,950,000円 | 3,300,000円 | 8,206,956円 | 21 | 7,426,285円 | |
牝 | 21 | 148,170,000円 | 12,650,000円 | 3,850,000円 | 7,055,714円 | 18 | 5,226,000円 | |
石川県馬主協会 | 計 | 5 | 14,520,000円 | 3,960,000円 | 2,200,000円 | 2,904,000円 | 11 | 3,436,363円 |
牡 | - | - | - | - | - | 7 | 3,903,428円 | |
牝 | 5 | 14,520,000円 | 3,960,000円 | 2,200,000円 | 2,904,000円 | 4 | 2,619,000円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | 26 | 131,230,000円 | 18,700,000円 | 2,200,000円 | 5,047,307円 | 22 | 3,451,090円 |
牡 | 12 | 75,900,000円 | 18,700,000円 | 2,750,000円 | 6,325,000円 | 11 | 3,711,272円 | |
牝 | 14 | 55,330,000円 | 7,260,000円 | 2,200,000円 | 3,952,142円 | 11 | 3,190,909円 | |
一般 | 計 | 750 | 5,239,190,000円 | 52,800,000円 | 880,000円 | 6,985,586円 | 787 | 5,811,827円 |
牡 | 439 | 3,472,590,000円 | 52,800,000円 | 1,100,000円 | 7,910,227円 | 479 | 6,596,567円 | |
牝 | 311 | 1,766,600,000円 | 26,400,000円 | 880,000円 | 5,680,385円 | 308 | 4,591,402円 | |
主取 | 計 | 247 | - | - | - | - | 338 | - |
牡 | 123 | - | - | - | - | 162 | - | |
牝 | 124 | - | - | - | - | 176 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 1,187,461円 (20.7%) 高
- ※2出場頭数前年比較 125頭減
- ※3売却頭数前年比較 34頭減
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 77.0% 前年 (71.8%)に対し 5.2%増
- ※5総売上額前年比較 5,721,870,000円 前年 (4,937,652,000円)に対し 784,218,000円( 15.9%)増(消費税込み)
主要指標のレコードを更新するストロング・マーケット
売却総額は5,721,870,000円で前年比15.9%増、平均価格6,935,600円も前年比20.7%高
最高価格馬は父ハーツクライ 母ナナヨーティアラ牡駒の52,800,000円
北海道サマーセールは新ひだか町の北海道市場において8月25日(火)〜28日(金)の4日間、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は1,072頭(牡597,牝475)、売却頭数は825頭(牡474,牝351)、売却率は77.0%で前年比5.2ポイントプラス。総売上額は5,721,870,000円で、前年を15.9%上回った。平均価格は6,935,600円で前年比20.7%高、中間価格も5,500,000円で前年を21.3%上回った。1,000万円以上の取引馬は160頭で前年から53頭の大幅増となり、レコードラッシュに沸く勢いを示した。購買者登録数はセレクション・サマー通して1,454名で前年サマーセール比327名増、購買実績者数は420名で前年比10名増。
最高価格馬は父ハーツクライ、母ナナヨーティアラの牡駒で、新冠町の㈲ビッグレッドファームに52,800,000円で購買された。牝の最高価格馬は父エピファネイア、母ペブルガーデンの産駒で、26,400,000円で新ひだか町の岡田スタッドに購買された。
種牡馬別では、前述1頭売却のハーツクライが52,800,000円で首位、3頭以上売却では11頭全頭売却のエピファネイアが14,850,000円でトップ、12頭売却のドゥラメンテが13,649,166円、10頭売却のモーリスが13,332,000円で続いた。初産駒上場種牡馬では1頭売却のキタサンブラックが14,850,000円で首位(全体5位)、7頭全頭売却のドレフォン(USA)が12,524,285円(全体11位)、3頭売却ディーマジェスティが12,283,333円(全体13位)の順。団体購買は、JRA日本中央競馬会が44頭(牡23,牝21)を総額336,930,000円、石川県馬主協会が牝5頭を総額14,520,000円、兵庫県馬主協会が26頭(牡12,牝14)を総額131,230,000円で購買した。
HBA木村組合長からは「今回は通常開催としたので、感染拡大防止対策が第一義であった。トレーニングセール開催中止のダメージは大きく、この間オンラインセールの環境整備にも取り組んだ。セレクションセールとサマーセールの連続開催にしたことで、セレクションの良い流れをそっくり引き継ぐ利点もあった。4日間合計57億円は想定を大きく超える成績で、売却率も売上額も日別に差がなく、購買者の方々が敢えて競り合いになりにくい日程、時間帯を選ぶ戦略も感じられた。せり市場の好調は、とにかくこの状況下で中央・地方競馬が開催を継続していること、競馬ファンが馬券を買ってそれを支えてくれていることに尽きると思う、感謝の念に堪えない。この後のセプテンバーセール、オータムセールが無事に開催できるよう全力で取り組みたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)